賢い離婚の仕方とは?有利に進めるための方法&頼りたい専門家とは?

賢い離婚の仕方について、どのようにすれば実現するのか分からないと悩んでいませんか?有利に離婚を進める方法、頼るべき専門家など離婚する際に知っておきたい情報を解説していきます。短期間で離婚したい、有利な形で離婚したい方は参考にしてみてください。
賢い離婚の仕方とは?
長期間にわたって争い、泥沼化してしまうこともある離婚。賢い離婚の仕方とは、時間やお金をかけず、双方が納得して別れることです。以下にご紹介する3つの離婚の仕方を参考にしてスマートに離婚できるように心がけてください。

協議離婚する
協議離婚とは、夫婦の話し合いで離婚する方法です。協議離婚は双方が合意すれば離婚できるため、時間やお金がかかりません。もし協議離婚ができなければ、調停離婚や離婚裁判に進みます。協議離婚に比べ、時間やお金がかかります。なるべく短時間で離婚したい場合は、協議離婚を目指しましょう。
離婚後も生活できるように事前に準備しておく
離婚後に困らず生活できるように事前に準備しておくといいでしょう。短時間に離婚できても、その後の生活が立ち行かなければ賢い離婚とは言えません。住む家を探し、生活できるだけの収入が見込める仕事に就職や転職しておくと安心です。
感情的にならない
感情的に離婚すると、後からトラブルになる可能性があります。相手を急かすような離婚をすると、自分にとっては不利な条件で別れないといけないかもしれません。また感情的になって一方的に離婚を告げて出ていくと慰謝料を請求できなくなる恐れがあるため注意してください。
賢い離婚の仕方で円満に別れたいときに意識したいポイント

円満な離婚は、賢く別れたと言えるでしょう。ここでは、円満に離婚する際に意識すべきポイントを3つ解説していきます。
お金の問題を早々に解決する
離婚で揉めることが多いのは、お金の問題です。財産分与や住宅ローンをどうするかがネックになることもあります。また配偶者が不貞行為をした場合、慰謝料を請求したいと考えるかもしれません。
円満に離婚したいなら、お互いに納得いくまでよく話し合うことが大切です。慰謝料を請求したい場合、浮気の決定的な証拠があれば有利に離婚を進められる可能性が高まります。
自分でも浮気調査を実施できますが、限界があるでしょう。裁判所に提出できるような決定的な証拠が欲しいときには、プロの探偵に依頼することをおすすめします。
親権の問題をよく考える
子供がいる夫婦では、親権はトラブルになることが多い問題のひとつです。養育費や離婚後の面会はどうするのかについても決めておかねばなりません。また子供の年齢が10歳前後の場合は、子供の気持ちも大切にする必要があります。
子供の意思に寄り添いつつ、夫婦が納得できるように話し合いを重ねておきましょう。
書面を制作する
離婚で合意したことは、離婚協議書という書面に記載しておくと安心です。口約束だけでは、相手に決定事項の不履行があった場合に約束を証明できるものがありません。
後々問題となることがあります。具体的には、離婚協議書がないと後になって元配偶者から金銭の支払い請求がある、家庭裁判所から調停の連絡が来るなどのトラブルが考えられます。お互いに納得しながら書面を作成し、すっきりとした気持ちで新生活をスタートさせてください。
賢い離婚の仕方を実現するため頼りたい専門家とは?

賢い離婚を実現するには、自分だけの力では難しいかもしれません。そこで、離婚の専門家に相談することをおすすめします。悩みを抱えたときに頼りたい専門家をご紹介していきます。
離婚カウンセラー
離婚カウンセラーは、離婚で精神的に疲れてしまったときに頼りたい専門家です。相談内容を分析して、夫婦関係に関する的確なアドバイスをくれます。話を聞いてもらうだけでも気持ちが落ち着くことでしょう。
なお離婚カウンセラーは公的な資格ではないため、離婚の手続きを代行する、代理人になってもらうことはできません。
探偵
探偵は、浮気調査のプロです。離婚の原因が配偶者の浮気である場合、尾行や張り込み、貴聞き込みなどで離婚に有利になる証拠を掴んでくれるでしょう。経験豊かな探偵に相談して、少しでも有利に離婚ができるようにアドバイスをもらうこともおすすめです。
弁護士
弁護士は、調停や裁判において代理人をお願いできます。また法律の知識があるため、離婚の取り決めでの書類作成をお願いしておくとその後の生活を安心して送れるよう抜かりなく作成してくれます。離婚に強い弁護士を探し、早い段階から相談にのってもらいましょう。
賢い離婚の仕方を知っておこう
「賢い離婚」を実現するには、離婚方法や必要な取り決め事を知っておく必要があります。自分だけでは限界を感じる場合は、プロに相談することもおすすめです。賢く離婚して、新生活を晴れやかな気持ちでスタートさせてみましょう。