浮気され、離婚を考える場合に知っておくべきこと

浮気されて、離婚を考える前に考えるべきことを紹介します。離婚後、前向きになった人や後悔した人の特徴についても記載しています。

記事の最後には、離婚したいけれど経済的な面で悩んでいる人のために国の支援制度について取り上げています。後悔のない選択をするためにも離婚する前に自分の気持ちに向き合ってみましょう。

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株式会社ピ・アイ・オは興信所探偵社として業歴52年に及ぶ経験と全国24都府県の弁護士協同組合特約店指定として永年の実績を持つ興信所探偵社です。多くの弁護士先生方・法人・個人様からのご依頼をお受けし、「まごころの調査」をモットーに様々な問題の解決に向け、当社の機動力・調査力を駆使し、納得の結果を実現してまいります。

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旦那の浮気で離婚するか迷ったとき、考えたい3つのこと

浮気されて、離婚を考える前に一度考えてほしいことを取り上げます。離婚後、前向きに生きる人や後悔した人の意見も取り上げます。

精神的に耐えられるか

浮気した相手と生活を続けることは、精神的苦痛を感じます。自分の知らないところで、旦那が浮気し、隠し通そうとしている様子を思い浮かべるとやるせない気持ちになりそんな人の生活を支えていることに嫌気がさすのは当然です。

また、旦那の行動がその都度気になってしまうこともあるでしょう。浮気を許せるか、忘れられるかが重要なポイントになってきます。

経済的な問題

一般的な家庭の場合、離婚後に高額な慰謝料をもらえるケースはまれです。慰謝料を受け取れる場合でも、100~300万円の間に収まることが通常です。シングルマザーになった場合は、経済的負担をひとりで担う必要があるから、離婚で得られるお金をきちんと把握しておく必要があります。婚姻期間中の年金納付実績や夫婦の財産は、基本的に半分ずつ分けられます。また、子どもがいる場合、20歳になるまで養育費を受け取ることも可能です。

子どもの育児

もしも夫婦の仲が悪く、けんかばかりしている場合、離婚して育てる方が子どもの心は安定するかもしれません。一方で、子どもが小さいうちは体が弱く、熱を出してしまうと仕事を休む必要があります。精神的な部分では、父親のいない寂しさを募らせてしまうこともかんがえられます。子どもの育児環境や与える影響についてはメリットとデメリットをよく考え、冷静に判断する必要があります。

離婚して良かったと思う人の特徴

離婚して良かったと思う人の特徴を紹介します。

経済的、精神的に安定している

仕事が安定している場合、離婚しても生活を送る上での不安要素は少ないでしょう。子どもがいる場合、育児を支えてくれる人の存在も大きいです。離婚する前に自分の身の回りに頼れる人がいるかどうか考えておくと良いでしょう。離婚を考える関係とはいえ、一緒に暮らしていた人と別れることは、寂しいかもしれません。その場合は、時間が解決してくれることもあるでしょう。

旦那に全く未練がない

旦那への未練を断ち切れる人は、新しい人生を楽しめるでしょう。

逆に旦那に未練が残る人は、自己評価が低く、この人以外に自分を好きになってくれる人はいないと感じてしまう特徴があります。もう次の恋愛には進めないと勝手に決めずに、自分の魅力を上げて、自信を取り戻しましょう。未練を断ち切る最も有効な手段は「新しい恋愛をすること」。元パートナーとタイプの違う男性の方が、比較することなく恋愛を楽しめるでしょう。元パートナーとの思い出の地を離れることで、忘れられることもあります。そのほか、仕事や趣味などに打ち込んで、新しい出会いの場に積極的に足を運ぶことで離婚後の感傷に浸る暇をなくせます。

DVやモラハラから解放された

DVやモラハラを受けていた人は、それが当たり前になっていて自分が無理していることに気がつかないこともあります。いざ離婚してみると、これまで気がつかなかったストレスや恐怖におびえていたことに気がつき、離婚して気が楽になる人も。イライラしたり、落ち込んだりすることが減り、人生を前向きに楽しめるなら離婚を考えて良いかもしれません。

離婚後、後悔した人の特徴

反対に離婚後に後悔した人の特徴を挙げます。

勢いだけで離婚した

夫と大げんかし、勢いで離婚を決意しそうな人は、一度冷静になって考えてみてください。浮気が発覚し、感情的になるのは仕方のないことですが、子どもや離婚後の生活について、冷静に考えておかないと、後悔する場合があります。特に慰謝料を請求する際は、浮気した証拠を集める時間も必要になってくるので勢いに任せて離婚することはおすすめできません。

経済的に厳しい

この先、一人で生活できるのか。自分の経済的自立についてしっかり考えておきましょう。経済的な見通しを持たないタイプの人は、一人で生活するのが厳しくなり離婚したことを後悔する可能性があります。離婚をする前に生活できるだけの収入が得られる仕事を見つけるなどの準備をしてからでも遅くないかもしれません。

養育費について取り決めていなかった

子どもがいる夫婦の場合、離婚後、どちらかが親権を持ちます。親権を譲った方は、原則として子どもが20歳になるまで養育費を支払う義務が生じます。協議離婚の場合、金額を自由に設定できます。金額を決める上で、裁判所や日本弁護士連合会が作成した「養育費査定表」を参考にすることもおすすめします。両親の収入金額や子どもの数、年齢だけで養育費を素早く査定できます。離婚前に養育費について話し合っていない場合、支払われず、子どもの養育費が不十分になる恐れがあります。

離婚する前に知っておきたいこと5選

ここでは、離婚後、後悔しないようにするために知っておきたいことを紹介します。

離婚をきり出す前に準備すること

離婚を円滑に進めるには、準備を万端にすることが重要です。浮気の証拠を集めておけば、相手に責任のある形で離婚ができます。相手からの身勝手な離婚請求がまかり通ってしまう可能性もあることから、つらいかもしれませんが、しっかりと浮気の証拠を集めておきましょう。

浮気が理由の離婚は認められるか

浮気が離婚の理由になることは認められます。法律用語では、「不貞行為」と呼び、「肉体関係を含む、密接な交際関係を結ぶこと」です。肉体関係があることが重要なので、注意してください。

離婚の進め方

離婚には、大きく3つの種類があります。まずは、お互いが離婚届にサインして役所に提出する「協議離婚」です。両者とも離婚に納得した上で、養育費や親権、財産分与、慰謝料などについて話し合うことで成立します。話し合いがまとまらなければ、「調停離婚」になります。2人では埒が明かない場合、調停員と裁判官が間に入り、話し合いを進めます。相手が応じない場合「裁判離婚」となります。互いの言い分を主張し、どちらかが勝つことになります。相手が離婚に応じなくても、離婚を認める判決が出ることがあります。

慰謝料と養育費

浮気で離婚する場合、慰謝料は100~300万円が相場です。婚姻の期間や子どもの有無、不貞行為の期間が判断材料となります。結婚している期間が10年だと100万円程度、20年以上だと300万円程度になるケースが多いです。

離婚したいけどお金がない人が知っておきたい支援制度

ここでは、離婚した後の生活を経済的に支えてくれる国の支援制度を紹介します。

児童扶養手当

児童扶養手当は、ひとり親の家庭に子ども一人当たり月1~4万円ほどが支給される制度です。所得によって金額が変わってくるので、各自治体に確認してみましょう。

児童手当

中学校卒業までの子に一人当たり5,000~15,000円が給付される制度です。こちらは、ひとり親でなくても利用できる制度です。

生活保護

生活保護は、住んでいる地域を管轄する福祉事務所に申請し、審査を通過する必要があります。一定の条件を満たさないと審査に通らないため、必ずしも受給できるとは限らないです。収入がある人は、最低生活費から収入額を差し引いた金額が支給されます。受給の条件として、家族や親族からの援助がないことなどがあげられています。

離婚して後悔しないためにするべき対策は

浮気の証拠を集めて、慰謝料を請求し、離婚後の生活に備えましょう。

浮気の証拠を集めて慰謝料の請求

不貞行為について慰謝料を請求したい際、まず始めに証拠を集めましょう。不貞行為について相手に問いただすと警戒してしまうので、その前に証拠を集めることがポイントです。一番細かく証拠を集めてくれるのは、探偵です。不貞行為を行なっているとみられる配偶者の行動を調査し、決定的な証拠となる写真を収められる可能性が高いです。

勢いで離婚せずに、不倫の証拠を集め、計画的な離婚を

浮気され離婚を検討している人が、離婚前に考えるべきことを解説しました。浮気が発覚するとつい感情的になってしまいますが、そんな時こそ今後の人生について冷静に考えるべきです。離婚を決意してもすぐに配偶者に伝えず、浮気の証拠を集めることも忘れないでください。後悔せずに離婚するために慰謝料を請求することも必要です。自分一人では対処できないと感じた人は、一度探偵に相談してみてはいかがでしょうか。

専門家監修

この記事の著者:探偵社PIO 浮気・素行相談員 S.Y

浮気・素行・離婚関連の相談員プロフェッショナル。相談員歴8年。
年間400人以上もの相談を受けている。

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本記事は探偵社PIOの編集部が企画・編集・監修を行いました。

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