妊娠中の離婚 親権や生活費はどうなる?知っておきたい注意点とは?
妊娠中の離婚を決意したけれど、親権や生活費などがどうなるのか不安という方も多いでしょう。そこで今回は、妊娠中に離婚する際、事前に知っておきたい注意点を解説します。後悔しないためにも、ぜひ目を通してみてください。
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妊娠中の離婚で知っておきたい3つの注意点!
妊娠中の離婚は、あらかじめ知っておかないと取返しのつかないことになることがあります。離婚前に知っておくべき3つのポイントを確認していきましょう。
産む前の離婚なら母親が親権を持つ
出産前に離婚が成立した場合、子供の親権は母親が持ちます。子供の親権を譲れない場合、離婚は急いだ方がいいでしょう。
早めに離婚したいと思っていても、裁判離婚になれば思った以上に長引く場合があります。また出産予定日よりも早く子供が生まれてしまう可能性も考慮しなければなりません。出産前に合意し離婚届を出すのであれば、1日も早く届けた方がいいでしょう。
離婚後300日以内であれば夫の戸籍に入る
離婚した後300日以内の出産であれば、子供の戸籍は元夫の所に入ります。妊娠期間が約10か月であることを考えると、生まれた子供は夫の戸籍に入ることが一般的です。
自分の戸籍に子供を入れたい場合は、家庭裁判所に審判を申し立てないといけません。ただ夫とは別の男性の間に生まれた子供の場合、離婚後に妊娠したことが分かる医学的な証明、長い間別居状態だったことが客観的に証明できれば、裁判所で子供の生物学上の父親の戸籍に入れることもできます。
子供の戸籍は子供の今後を左右するため、離婚する際によく話し合う必要があるでしょう。
養育費は請求可能だが生活費の請求は困難
妊娠中の離婚であっても、認知があれば養育費を配偶者に請求できます。確実に養育費を受け取るためには、話し合いの際に取り決めた養育費に関する内容を公正証書にしておくことがおすすめです。
ただし夫が認知しない場合は、法的に養育費を請求できないケースもあります。認知を求める場合は、まず話し合いの席を設けます。それでも決まらなければ、裁判で認知を申し立てることが一般的です。
また基本的に、生活費の援助を求めることはできません。養育費や慰謝料、財産分与で生活費を賄う必要があります。
妊娠中に離婚するデメリット!
妊娠中に離婚すると、配偶者から解放されるメリットがある反面デメリットもあります。デメリットは、子供の生活や将来に大きく左右します。代表的なデメリットを解説していきます。
経済的に困窮する可能性がある
経済的に苦しい思いをするシングルマザーも少なくありません。あるNPO法人の調査では、アンケートに答えたシングルマザーの半数が苦しい生活をしていると答えています。ライフラインの支払いに困っている例もあるため、離婚前に経済的な見通しをつけておかないとなりません。
職探しや子供の預け先が難しいことが多い
結婚や妊娠をきっかけに離職した方は、子供を育てながら一刻も早く職を探す必要があります。小さい子供がいる状態での職探しは、スムーズにいきません。
また産休や育休を取っている場合も、保育園の空きが見つからないこともあります。子供が小さいうちは満足に働けないため、なかなか生活の見通しが立たないでしょう。
1人で子育てしないといけない
近くに頼れる知り合いや家族がない場合、1人で子育てしないといけません。頼れる人がいても、子育ての大半を担うことになります。不安なことも多く、肉体的にも精神的にも辛いときもあるでしょう。
妊娠中の離婚の原因が夫の浮気なら探偵への依頼がおすすめ
妊娠中の離婚の原因が夫の浮気であれば、探偵に調査を依頼を検討してください。
浮気が原因なら慰謝料の請求ができる場合がある
浮気が原因であれば、慰謝料の請求ができます。慰謝料を多く受け取れば、子供との生活も少しは楽になるでしょう。浮気を疑っているのであれば、証拠をつかむ必要があります。
浮気調査なら探偵に依頼がおすすめ
浮気の証拠は、プロの探偵に依頼するといいでしょう。探偵は高度な技術を使い、一般の調査では手に入らないような決定的な証拠を見つけ出します。離婚の協議で有利に立てるでしょう。
探偵の浮気調査でわかること
探偵の浮気調査でわかることは、大きく以下の3つです。
●配偶者と不倫相手との肉体関係が確認できる写真や動画
●浮気が推測できる内容の行動履歴や買い物の証拠、通話やメールなどのやり取り
●浮気相手の顔写真や名前、住所、職場など
特に肉体関係がはっきりとわかる証拠は、裁判で有効です。また浮気相手の情報が分かれば、浮気相手に慰謝料の請求ができます。離婚後の生活を安定させるためにも、気になることがあれば探偵に依頼することをおすすめします。
妊娠中の離婚は慎重に
妊娠中の離婚は、自分のことと同様に、子供のことをよく考えたうえで決めないといけません。特に子供の戸籍をどうするかや慰謝料の話し合いは、納得いくまで話し合った方がいいでしょう。
浮気が原因で離婚を決意する場合は、探偵にご相談ください。浮気の決定的な証拠を提出できれば、慰謝料の額が多くなるケースがあります。離婚についてよく考え、お腹の子と共に幸せに暮らせる方法を見つけ出していきましょう。
この記事の著者:探偵社PIO 浮気・素行相談員 S.Y
浮気・素行・離婚関連の相談員プロフェッショナル。相談員歴8年。
年間400人以上もの相談を受けている。
関連タグ: 賢い離婚の仕方
探偵社PIO編集部監修
本記事は探偵社PIOの編集部が企画・編集・監修を行いました。