妻が離婚を決めた理由は?離婚原因ランキング
年々上昇傾向にある日本の離婚率。離婚の理由は様々ですが、この中には「ある日突然、妻から離婚を切り出された」というパターンも多く含まれています。
離婚に至った理由にどのようなものが多いのかを知ることは、自分の家庭に隠れている問題を発見し離婚を未然に防ぐ鍵になるかもしれません。
そこで今回は、妻側の離婚理由のランキングを紹介していきます。 どんな時に妻が離婚を決意するのか、そのきっかけを4つご紹介しましょう。
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目次
離婚原因の第1位は「性格の不一致」
女性の離婚原因の第1位はやはり「性格の不一致」。
これは相手に明確な落ち度があるわけではなく、結婚生活を続けるうちに「相手の嫌な部分」が目につき始め許容できなくなる、というものです。
性格や価値観などがパートナーと合わず離婚に至ったという女性は非常に多く、その割合は4割にも上ります。特に妻が夫と「やっていけない」と感じ始めるのは、子どもができてからが多いと言われています。
相手の嫌な部分が目につき始めると、次第に存在自体が嫌、何をしていても生理的に受け付けない、というレベルまで嫌悪感が進んでしまうこともあります。
また男性の離婚原因の1位も女性同様に「性格の不一致」であるため、全体を見ても性格が合わず離婚する夫婦の割合はかなり高いと言えます。
ただ実際には不倫や浪費・DVなどが原因で離婚するケースでも、社会的な体裁を繕うために「性格の不一致」を離婚原因とする場合もあるため、実際の割合とは少し異なるという側面もあります。
決定的な理由なく離婚をしたいケースでも、離婚原因として「性格の不一致」が使われることも多いです。
注意したい点としては、「性格の不一致」での離婚原因に片方が合意できず裁判になった場合、単純に「性格が合わない」だけでは離婚が認められないということ。
「性格の不一致」を理由に離婚を成立させるためには、性格が合わない故に夫婦関係が破綻し婚姻生活が続けられず修復不能であることを証明する必要があります。
自分だけで証明するのが困難な場合には、興信所などの調査団体を利用するのも良い方法です。
離婚原因の第2位は家庭内暴力(DV)
家庭内暴力(DV)というと、直接暴力をふるう行為が思い浮かぶかもしれませんが、精神的DV、経済的DVも含まれます。
女性は男性よりも弁が立つ傾向にあります。一方男性は自分の気持ちをうまく言葉にして伝えることが比較的苦手な傾向があるため、中には吐き出せない感情を暴力という形に変換してしまう男性もいます。DVはこのような「直接手を上げる暴力」だけではありません。
生活費を渡さない
離婚理由として増加傾向にあるのが「生活費を渡さない」というもの。これは経済的DVとされ離婚理由になります。
経済的な虐待かそうでないかのポイントは、具体的に渡されている生活費の金額ではなく妻に「経済的自由」があるかどうか。
生活に必要なお金を渡さない・妻の支出に対して細かくチェックし厳しく咎める・妻が外で働くのを禁じるなどの行為は、経済的DVに当てはまる可能性が高いため注意が必要です。
精神的な虐待・モラハラ
離婚理由で増加傾向なのは「精神的な虐待」になっており、経済的DVと並んで直接暴力を振るわない間接的なDVが離婚理由になるケースが目立ってきています。
精神的DVはモラルハラスメントとも呼ばれ、言葉や態度で相手を傷つける「精神的な暴力」と定義されているもの。
自分の機嫌を優先し相手を怒鳴りつける・理不尽な理由で相手を責め続ける・無視をするなどが典型的な例になります。
「誰の金で生活していると思っているんだ」「言うとおりにしないと殴るぞ」など、言葉で妻を精神的に傷つける行為もモラハラに当たります。
肉体的な暴力を受けない精神的なDVは、他人から理解されないことも多く自分でも気づきにくいという特徴がありますが、精神的DVもDVと同様に「離婚すべき理由」になるので、もしも自分やパートナーにそのような傾向がある場合には注意する必要があるでしょう。
離婚原因の第3位は「仕事以外は妻に丸投げ」
仕事が大変だから家のことはすべて妻に任せている、という男性も少なくありませんが、家事や育児だけではなく学校やPTA、地域の付き合いや親戚づきあいなど、家のことは肉体的にも精神的にもかなりハード。
すべて妻一人で背負うには大変であり、時には助けを求めてくることもあるでしょう。
そんな時に「それが妻の役目だから」と突き放してしまえば、妻の心が夫から離れてしまう可能性は大いにあります。
離婚原因の第4位は「浪費癖」
生活をしていくにはお金がかかりますが、その大切なお金を家族の生活のためではなく自分の趣味や欲望に使ってしまうような癖があると、 妻からは「家族のことを考えていない」「この人とは一緒に生活できない」と結論を出されてしまう可能性があります。
ギャンブル依存症でお金を浪費してしまったり、結婚した後に借金が発覚するなど、これ以上この人と結婚生活は無理だと離婚を考えるようになります。
妻が離婚を決意したきっかけまとめ
ここでご紹介したきっかけは離婚に至るケースで最も多く見られるものです。心当たりがある男性は今からでも自分の行動を改める必要があるでしょう。離婚を食い止めるためには、自分の行動を振り返ってみることが大切です。
夫婦生活を破綻させる原因はさまざまです。子供が育って定年に近づいたと思ったら、いきなり熟年離婚を切り出された何てことがないように、上記の項目に思い当たる方がいましたら、ご自身の今後を今一度見直してみてはいかがでしょうか。
この記事の著者:探偵社PIO 浮気・素行相談員 S.Y
浮気・素行・離婚関連の相談員プロフェッショナル。相談員歴8年。
年間400人以上もの相談を受けている。
探偵社PIO編集部監修
本記事は探偵社PIOの編集部が企画・編集・監修を行いました。