興信所でどこまでわかる?興信所の調査で調べられる内容と依頼の種類を解説
興信所に調査依頼をしたらどこまで調べてもらえるのでしょうか?
興信所への依頼の種類と調査できる範囲を解説します。
浮気・素行調査をお考えの方はPIO探偵事務所へご相談ください
株式会社ピ・アイ・オは興信所探偵社として業歴51年に及ぶ経験と全国24都府県の弁護士協同組合特約店指定として永年の実績を持つ興信所探偵社です。多くの弁護士先生方・法人・個人様からのご依頼をお受けし、「まごころの調査」をモットーに様々な問題の解決に向け、当社の機動力・調査力を駆使し、納得の結果を実現してまいります。
契約以外の経費の水増しや追加料金は一切いただきません。
相談・お見積りは完全無料です。まずはお気軽に興信所探偵社PIOまでご相談下さい。
目次
興信所と探偵事務所の違い
興信所と探偵事務所の違いは、現在では興信所と探偵事務所は名前こそ違いますが、明確な区分けはありません。
かつて興信所は聞き取りを行い、企業や個人などが信用できるかを調査することが主な仕事でした。
探偵事務所は、行動調査、捜索調査、内偵調査など足を使った調査を中心に仕事をしていました。
現在でははっきりした違いはありません。
興信所に依頼がある身元調査の種類
興信所にある調査依頼の多くは身元調査です。身元調査の主な種類を紹介します。
婚約者の素性を調べる
身元調査の依頼で、一番多いのが結婚相手の身元の調査です。
昔は、結婚する本人の家族が結婚相手の素性を調べる目的で調査依頼をしました。
しかし現代では、マッチングアプリや婚活サイトなど、相手の身元、過去が全くわからない状態から交際がスタートするケースが増えています。
個人情報の提示が甘いマッチングアプリや婚活パーティーでは、婚活詐欺師やデート商法のセールスが紛れている場合もあります。
そのため婚約者の氏・素性を確かめたい結婚する本人からの依頼が増えています。
訴訟に必要な相手の情報を調べる
訴えたい相手の素性を調べるために利用されます。
パートナーの浮気相手に慰謝料を請求したくても、相手がどこの誰かがわからなければ訴えようがありません。
浮気相手の名前、住所、勤め先をつきとめ、慰謝料請求のための必要な情報を提供します。
ストーカー相手・嫌がらせ相手の素性を調べる
ストーカーや嫌がらせの被害は、相手がどこの誰だか特定できないケースもあります。
加害者が特定できないかぎり、警察はストーカー行為をする加害者に対する警告や禁止を積極的におこなえません。これは誤認逮捕を防ぐためでもあるようです。
そのため確実に加害者を特定できるように探偵に依頼することも検討しましょう。
ストーカー行為の罰則は一番重くて、懲役2年以下、罰金200万円以下です。
刑罰が比較的軽く、加害者から継続してつきまとわれたり報復を受けたりする可能性があるので早めの解決が望まれます。
子供のいじめ相手について調べる
いじめで一番厄介なのは、当人がいじめられている事実を認めたがらないことです。
その上、加害者・加害者の両親・学校がいじめの事実を隠そうとすると、解決が遠ざかります。
探偵は加害者側の素性や、いじめの実態を調べるのはもちろんこと、いじめの現場を被害者が録音撮影するのを指導します。
採用者の身元を調べる
履歴書に書かれた経歴は自己申告なので、事実でない場合があります。
そこで、学歴・資格が事実かの裏付けや、前歴の評判を調べるなどを探偵に依頼することができます。
また、外回りの仕事をしている社員の勤務ぶりを調べる場合もあります。
商取引をする相手の信用情報・状況を調べる
新たに取引を開始する会社の直近の経営状況や取引の実績を調べます。会社の経営状態は常に変化しているので、過去の情報は役に立ちません。
直近の情報を調べあげ、依頼主が安心して商取引ができるかなどの情報を提供します。
興信所の身元調査でわかること
興信所の身元調査では下記のことがわかります。
本名と住所
本名と住所を調べるだけなら1日で終了するので、迅速かつ安価で調べられます。
素行や評判
調査対象者の普段いる環境に出向き、聞き取り・尾行・潜入捜査などを行い調査対象者の素行や評判を調べます。
学歴・経歴
調査対象者の履歴書や現在ある情報から、過去の経歴に偽りがないか裏を取っていきます。
場合によっては、過去に住んでいた場所・学校・会社に出向き、聞き取りや資料を取り寄せるなどして、過去を洗い出します。
宗教団体への所属
個人の信仰はなかなか踏み込みにくい領域で、本人にも直接聞きにくいものです。
尾行・潜入・聞き取り捜査で調査対象者の現在・過去の行動から宗旨・新興宗教、スピリチュアル、特定の霊能者・占い師に傾倒していないかを調べます。
経済状況
調査対象者の経済状況を調べ、年収やローンや借金がないかを調べます。
依頼件数1位の婚約者の身元調査でわかること
それでは身元調査の中で、一番依頼の多い婚約者の身元調査ではどんなことがわかるか見てみましょう。
婚約者の生活や評判
婚約者の地元や過去にいた場所での生活ぶり、仕事ぶりの評判を調べます。
婚約者の家族構成と素性
婚約者の家族構成と素性を調べ、婚約者の言っていることに嘘がないかを調べます。
婚約者の健康状態
婚約者は既往症があっても、黙っている場合があります。過去の病気、怪我などを調べます。
婚約者本人と家族の資産
婚約者やその家族の資産状況を調べます。
婚約者以外の身元調査をする場合
依頼によっては、婚約者だけでなく、その家族にも調査の手を広げる場合があります。
婚約者の家族の状況によっては思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるからです。
婚約者に浮気相手がいるか離婚歴があるか
婚約者に他に交際している異性はないか、また過去に離婚歴がないかを調べます。
婚約者が前科者かまたは犯罪歴がないか
婚約者が過去に前科がないかを調べます。
過去にさかのぼって、犯罪をしているかを調査します。
婚約者だけでなく父母、兄弟の身元や借金歴がないか
家族が借金を抱えていると、そのトラブルが婚約者、果ては依頼主にも飛び火する可能性があります。
過去に借金歴がある人の中には借金を繰り返す傾向があります。
家族周辺の借金歴を調査します。
興信所での結婚の身元調査にかかる費用
興信所での結婚のための調査費用は、調査範囲が広がれば広がるほど高くなります。
婚約者の名前、住所、勤務先だけを調べるだけなら1日程度で終わるのでさほど費用はかかりません。
しかし、婚約者の過去の生活、評判や家族構成、健康状態などを深掘りして調べるには約50~70万円の費用が必要です。
その上、家族、親族と調査範囲が広がると、さらに料金が上がってきます。
興信所の調査は法律に則って行われる
興信所の調査は探偵業法に沿った法律の範囲内で行われます。
以下のような違法な調査は取り扱えません。
- 差別につながる目的で調査する。
- 違法なルートで裏情報を入手する。
- ストーカー行為やDVをしている当事者から逃げている対象を調べる。
- 別れさせ屋など意図的な工作をする。
調べたい目的に応じて賢く興信所に調査依頼をしましょう
興信所にできる調査の内容と種類をお伝えしました。
ざっくりした依頼だと、調査の幅が広がり、調査費用がいたずらに高くなります。
興信所に調査依頼する場合は、目的を明確にして、はっきり伝えることがポイントです。
この記事の著者:探偵社PIO 浮気・素行相談員 S.Y
浮気・素行・離婚関連の相談員プロフェッショナル。相談員歴8年。
年間400人以上もの相談を受けている。
探偵社PIO編集部監修
本記事は探偵社PIOの編集部が企画・編集・監修を行いました。