浮気不倫のきっかけは些細なことにすぎない

不倫する男女には、性格や行動などに特定の傾向があるように思われがちで、確かに浮気しやすい男女は存在します。例えば男性ならお金持ちである、マメである、女好き。また女性であれば、綺麗な女性、押しに弱い女性、男性経験のあまりない女性などが当てはまると思われています。

しかし、これらのタイプに当てはまらない方もいます。いやむしろ、当てはまらない場合のほうが圧倒的に多いと言っていいでしょう。

ではなぜ浮気に走るかというと、上記の理由よりも、「好きになってしまったからという、実に単純な、それでいて根拠の曖昧な場合がほとんどでしょう。

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不倫には明確なきっかけはない

2002年にダイアン・レインが主演を務めた、邦題「運命の女」という映画があります(原題は「Unfaithful:直訳すると「不貞、不倫」)。

ここで彼女は、風が強い街中で若い男性とぶつかってしまいます。それがきっかけで彼と不倫に陥ってしまうのですが、最初のうち彼女は感情を理性で抑えています。しかしある地点から、坂道を駆け下りるように不倫の道を突っ走っていきます。昼、彼のアパートで、カフェのトイレで、2人は夢中で肌を合わせます。

また、故渡辺淳一氏の代表作「失楽園」でも、ともに家庭を持つ男女が不倫にはまっていきます。

そこに相手を選んだ明確な理由はありません。お金持ちである必要もありません。高層マンションも、高級車も、お金も、ブランドバッグもいりません。

実は不倫の始まりというのは、このようなものではないでしょうか。街中や仕事で、普通に男女が出会って普通に会話するなかで惹かれ合い、押えがきかず発展していく・・・。

普通の主婦や夫が、相手にも暮らしに何の不満もないのに、ごくごく些細なきっかけで不倫に足を踏み入れてしまう。既婚男女であっても、相手とウマが合えば浮気や不倫は始まってしまうのです。

これは考えてみれば、とても怖いことだと思います。

人間の業(ごう)の深さ

しかし実は人間とは、そのような存在なのではないでしょうか。一見不倫などしそうにない貞淑な妻が、実は若い男と真昼の情事を重ねている。

「映画だから」と言ってしまえばそれまでですが、映画や小説は、人間の隠された心理や行動を暴くものであり、だからこそ不倫を題材とした多くの映画や小説が支持されてきたと言えるでしょう。

不倫のきっかけとしてありそうと思われているのは、妻と普段から折り合いが悪く、そこで昔の彼女と出会ったとか、夫と喧嘩して飛び出した夜にある男性と知り合ったとか、そんなシチュエーションでしょう。

しかし、不倫の始まりとして本当に多いのは、新しく異性に出会った、何となく気になる。そんな些細なことに過ぎません。

そして携帯電話やスマホが、そこから続く不倫の敷居を下げてしまった、というのが現代社会における不倫の真の姿であると思います。

法律で結婚という「たが」制度を設けても、男と女は惹かれ合ってしまうのです。生物としての本能か、あるいは人間の「業の深さ」と言うべきでしょうか。

倦怠期の夫婦は要注意

とは言っても、結婚直後の夫婦には、不倫の危機などあろうはずがありません。結婚していなくても、つきあい始めた男女でもそうです。2人の間に燃えるような愛情があり、四六時中一緒にいたいと願う強烈な感情があれば、そこに不倫が入り込む余地はないのです。

つまり、不倫の始まりは実に些細なきっかけに過ぎず、それに加えて

・お酒が入った
・2人きりになる状況ができた
・妻(夫)への不満がある状態で2人きりになった
・普段から妻(夫)への不満がくすぶっていた
・帰る方向が一緒だった
・好感を持っていた
・夫婦の倦怠期だった

という状況が加わると、浮気に発展する可能性は高くなります。これら全てがそろってしまったら、浮気に至る可能性は限りなく100%に近いと言えるのではないでしょうか。

特に倦怠期の夫婦は要注意です。

というのは、結婚後5年や10年経ち、燃えるような愛情が静かな安定に変わる頃で、いわば「家族」として安定した時期に入ったことでもあります。

しかし反面、普段から夫あるいは妻に何となく不満がある、離婚するまではいかないが喧嘩が多い、セックスレスである、などの理由があると、すぐ脇にぽっかりとあいた不倫の穴に落ちやすくなってしまいます。要因がいくつもあれば、穴はさらに大きくなります。

そう考えると、どんな夫婦にも不倫するきっかけはあると言えるかもしれません。理性があればそんなことはない、と言うのは早計です。

「1回だけだから」と会い、それが楽しくてまた会い、2人で出かけ・・・と続けるうちに、いつしか相手の存在は大きくなり、やがて配偶者の存在を超えてしまうのです。芸能界のゴシップ事情を見ても、「不倫はいけない」ことを誰もが理性では理解していても、感情は走ってしまうことがよく分かると思います。

夫や妻にないものを持つ異性

ただここで浮気を強烈に後押しするのは、(浮気相手である)彼あるいは彼女が、配偶者にないものを持っている場合が多いのではないかと思います。「惹かれる条件」と言ってもいいかもしれません。

例えば、気の強い妻を持つ夫の前に、素直で可愛らしい年下の女性が部下として配属されてきた場合。30過ぎて再就職した会社の男性上司が、夫よりもはるかに知的で、いつも話に引き込まれる場合。

これは一つの例えですから、決してそれら妻や夫を責めているのではありません。

それら男性や女性は、「一緒にいて心地いい相手」や、「今まで知らなかった世界」を見せてくれる相手であるわけです。なかでも、結婚した年齢が若かった場合や、初恋の人と結婚した場合などは、配偶者以外の異性と深く会話をしたことがない場合が多いですから、そうなると新鮮な感覚を与えてくれる異性に対して非常な思慕の念を抱くようになります。

40過ぎて子供に手がかからなくなって、バイクの免許を取りたいと思っている女性がいたとして、職場に異動してきた上司がバイクに乗っているという場合も、似た状況になります。

浮気や不倫に理屈はない

不倫とは、惹かれ合う男女がいて、そこに何か後押しされる出来事が起きると、案外簡単に始まってしまうものなのです。

「人を好きになるのに理屈はいらない」

とよく言われますが、浮気や不倫もまた同様で、たまたま感性の合った男女が出会ってしまい、そこお酒などが加わると・・・危険度は増すと言うほかありません。

株式会社ピ・アイ・オ

探偵社PIO編集部監修

本記事は探偵社PIOの編集部が企画・編集・監修を行いました。

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