結婚詐欺?と思ったら 見分け方や探偵への調査依頼方法をご紹介

結婚しようと思っていないのに結婚をしようと相手に近づいて金品をだまし取るのが結婚詐欺です。今の時代は婚活をしている人が多いこともあり被害者が増えている現状があります。自分が被害に遭わないためにも少しでも怪しいと思ったら泣き寝入りすることなく、探偵に依頼をして相手が本当に結婚をする意志があるのかどうか確認をすることをおすすめします。

今回は結婚詐欺に合わないようにするためにあらかじめできることや、気を付けるべきポイントについてお話していきます。ぜひ最後までお付き合いください。

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株式会社ピ・アイ・オは興信所探偵社として業歴52年に及ぶ経験と全国24都府県の弁護士協同組合特約店指定として永年の実績を持つ興信所探偵社です。多くの弁護士先生方・法人・個人様からのご依頼をお受けし、「まごころの調査」をモットーに様々な問題の解決に向け、当社の機動力・調査力を駆使し、納得の結果を実現してまいります。

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結婚詐欺とは?

婚活ブームもあって女性だけでなく男性も騙されてしまうことがあるのが結婚詐欺の実情です。詐欺をしようとする人物は全く結婚する意思がありません。しかし言葉巧みに結婚をしようというワードで惹きつけて騙そうとします。

騙されるとどうなるか

結婚詐欺に遭うと金品を騙し取られてしまいます。さらに返済はしないのにお金を貸してほしいと言っています。結婚をする予定がある人だからと言ってお金を貸してしまい、急に居場所が分からなくなって被害に遭うケースもあります。

結婚したいという気持ちを欺く行為

結婚したいという気持ちが強くなればその人のことが好きになって前しか見えなくなってしまいます。そうなると冷静になれば怪しいかも?と思うような出来事でも気づかないで好きな気持ちがどんどん強くなってしまいます。

そのような気持ちになってしまったときに騙されてしまう可能性が高まります。騙されてから気付いても手遅れです。しかしそうなるまで気づかないように言葉巧みに迫ってくるのが詐欺師の特徴です。

結婚詐欺の手口

実際に結婚する気はないにもかかわらず、結婚をにおわせて金品などを取る結婚詐欺にはいくつかの手口があります。

それぞれ見ていきましょう。

1,マッチングアプリを利用

マッチングアプリは、結婚がしたいという人や理想の結婚相手を効率的に見つけることを目的として利用されるものです。しかしながら、その気持ちを上手く利用しようとマッチングアプリに登録をする結婚詐欺師もまた存在します。

マッチングアプリでは、身元を明らかにしようとしなかったり嘘の経歴や年収を示している場合があります。

相手の情報や行動に違和感がある場合には、深入りする前に慎重に見極める必要があるといえます。

2,理想の相手を演じ、甘い言葉などで惑わせる

デートの費用を支払ってくれたり、優しく丁寧に接してくれる、また甘い言葉をかけてくれたりすると誰でも嬉しくなり相手が自分を大切にしてくれていると感じるでしょう。

結婚詐欺師はその気持ちをうまく利用して相手からの信用を得るために理想の相手を演じるのです。

特に、まだ付き合って日が浅いのにやたらと結婚をにおわせてきたり、たくさんの甘い言葉をかけてくる、またそれに慣れているようなそぶりがあれば注意が必要です。

また、まだ結婚しているのにもかかわらず離婚をにおわせているという場合も危険です。

どっぷりとはまってしまってからでは、なかなか抜け出すのは困難です。

違和感を覚えるようなことがあれば、早い段階でその違和感を解消させるための行動が必要になってきます。

3,金銭的に困っていることなどをちらつかせる

これまでの生い立ちでの苦労やトラブルなどを語ることで、相手から同情をよせられるような状況を作ります。

突然お金にまつわる話をしてきたり、やたらと過去の話が壮絶であったりする場合にはそもそもうその話である可能性があります。

大切な恋人だから助けてあげたいという思いが出てくるかもしれませんが、すぐにこちらからお金を貸すような行動をとってはいけません。

4,お金を借してほしいと持ち掛ける

過去の苦労話で同情をかったあとには、実際にお金を借りるための話を進めていきます。

最初は「すぐに返す」と言って2、3日後に返して来たり、「財布を忘れてしまった」といって、食事代を支払う程度であまり不信感を抱かないようにして始めるのも手法の一つです。

5,徐々に借りる頻度や金額が増える

一度お金を貸し借りする関係を築くことができたら、その後はだんだんと借りる頻度や金額が増えてくるのが特徴です。

「大切な人が困っているから」「もうすぐ結婚して二人の生活になるから仕方ない」などと理由付けをして何度も貸してしまうかもしれません。

結婚詐欺師は、「親が病気になって手術が必要だ」「会社の資金繰りが厳しくてひとまずいつまでに支払いが必要だ」などとそれらしい理由を毎回提示してお金を貸してくれと言ってくるでしょう。

大切なのはお金を貸し借りする関係を築いてはいけないということです。少額であっても一度貸し借りする関係を作ってしまうと、結婚詐欺師はお金を取ることができる相手だと認識します。

お金を貸してほしいと言われたらまずは友人や家族などまわりに相談をしてみて、その状況や相手に不審な点がないかを一緒に確認してもらうことをおすすめします。

また、状況によっては弁護士に相談するというのも選択肢となります。

男性詐欺師と女性詐欺師の特徴

男性の結婚詐欺師はお金持ちをアピールして、優しさを前面に出して包容力がある男性像を演じていることが多いです。女性は経済力がある人に惹かれていきます。そして優しければどんどん好きになっていきます。お金持ちで経済的に余裕があり、性格も優しくて支えてくれる男性が近づいてきたら、女性側はコロっと好きになってしまう可能性が高まります。

女性の結婚詐欺師は全く真逆のキャラクターを演じていることが多いです。それは「経済的に厳しい貧乏な女性」を演じて近寄ってくることが多いです。

結婚したいと思っている男性に対して弱い部分を見せて「自分が守ってあげなければいけない」と思わせます。

その他、料理や家事などは十分にできる、子供好きなど結婚したら良い妻、良い母になってくれそうな雰囲気を醸し出している場合もあります。

自分が貧乏でお金が無いというキャラクターを信じ切ってしまうと、生活が苦しい・親の病気の治療費が払えない、などの様々な理由で簡単にお金を貸してしまい、後から詐欺だったことが分かって被害に遭ったことに気づいてしまいます。

結婚詐欺にあわないようにするために

結婚詐欺の手口や詐欺師の特徴についてご紹介してきましたが、結婚詐欺にあわないように自分でできること、対策について項目に分けてお話していきます。

1,あまりにも出来過ぎたプロフィールには注意

特にマッチングアプリなどでは、学歴や仕事、年収などで相手を見つけるという場合も多いでしょう。しかしながら、その内容があまりにも完璧すぎたり理想の条件にピッタリの場合は逆に怪しい可能性があります。また、会社や高級時計、豪華な住まいなどお金持ちをにおわせるような写真などが多くアップされている場合も注意が必要です。

あまりにも完璧すぎる場合には、現在の仕事内容やこれまでの経歴などについて詳しく聞いてみましょう。

話の内容がちぐはぐであったり、すぐに答えられない場合にはうそをついている可能性があります。

2,家族や交友関係にあわせてもらう

結婚を前提にお付き合いしているはずなのに、自分の周りの人間を紹介しようとしなかったり、合わせようとしなかったりするのは結婚詐欺である可能性があります。

「忙しいから」「遠方だから」などと理由を付けて会わせないようにしてくるかと思いますが、本当に結婚を考えているのであれば周りに紹介しないということは不自然だといえます。

3,一緒に写真を撮る

普通のカップルであればあまりにも自然なことですが、相手が結婚詐欺師であれば写真を撮ることを嫌がります。

もし、結婚詐欺がばれてしまった場合、証拠として残ってしまう可能性があるため写真を撮りたがらないのです。

したがって結婚詐欺を疑うようなことがあれば、ぜひ一緒に写真を撮ることを実施してみましょう。

もちろん、写真が嫌いだという人もいるかと思いますが、極端に嫌がったり何かほかに理由がありそうだと感じたら、結婚詐欺の可能性を疑いましょう。

4,基本的にお金の貸し借りはしない

本当に財布を忘れてしまったということなどもあり得るため、すべての貸し借りを否定するわけではありませんが、基本的にはお金を貸してほしいということが何度も続いたり、その金額が大きなものである場合には貸すことをやめましょう。

そもそも結婚詐欺でなかったにせよ、お金にだらしがない人は、結婚相手として不向きであると言えるのではないでしょうか?

仮にちゃんとした理由がありお金を貸すことになったとしたならば、万が一返金がない場合や連絡がつかなくなった場合でも請求できるように、借用書を書いてもらうようにします。

借用書があれば、警察に被害を訴える際にも重要な証拠として取り扱われるでしょう。

そのため、もし結婚詐欺師であれば借用書を書くことを拒むでしょう。借用書の提出は、お金を借りる理由が正当なものであるかどうかを確かめる一つの指標となるといえます。

怪しいと思ったら探偵・興信所に相談をする

結婚詐欺は未然に防ぐことができます。しかし自分一人だけだと騙されていることに気づかずにどんどん詐欺師のことを好きになっていきます。好きな気持ちが強くなると騙されていることに気づかないまま「この人と結婚するんだ!」という気持ちで相手のことを信じ切ってしまいます。そのタイミングで騙されてしまうのです。

少しでも不審に思ったら冷静になって考えてみる

相手が自分のことを好きと言ってくれて自分も惚れてしまったら、結婚をしても大丈夫だと思ってしまうかもしれません。しかしそのように思わせて近づいてくるのが詐欺師の巧妙な手口です。

そこで「なんだか怪しいかも?」と疑ってみることが自分が騙されない境目になる可能性があります。お金のことばかり話してきたり、相手の親に合わせてくれないなど、普通ならあり得ないような流れになっていったときに、自分が冷静になれるかどうか判断してください。

本当に信頼できる人かどうか調査をして判断しよう

本当に結婚しても良い相手なのかどうか探偵や興信所に依頼をして調査をしてもらいましょう。結婚は当事者同士だけでなく多くの人が幸せになるものです。それを詐欺師に騙されてしまうと多くの人が悲しんでしまいます。

結婚を予定している相手がどのような人物なのかを調べてくれる探偵に調査の依頼をしてみることをおすすめします。相手が既婚者かどうか、多額の借金をしていないかどうか、どんな仕事をしているかどうかなど、結婚をする前に相手の本当のことを理解するために身辺調査をしてもらいます。

調査内容に納得できるものなら結婚をしても大丈夫ですが、相手が話している内容とあまりにも違っていたら、嘘をつかれていることになりますし、今後結婚詐欺の被害に遭ってしまう危険性もあります。

事前に調査することは悪いことではない

結婚詐欺の被害者は「気が付いたら騙されていた」という人が多いです。それほど自分のことを好きになって信用させるように言葉巧みに近づいてくるのが結婚詐欺を働く詐欺師の手口です。

冷静になれば怪しいと思うことでも、真剣に結婚したいという気持ちがあれば、相手のことを疑ったら信頼関係が構築できないと思ってしまいます。しかし後から自分が被害者にならないためにも、結婚を検討している相手の話している内容や行動が怪しいと思ったら、一度立ち止まって冷静になって考えてみましょう。

自分の考えだけでなく第三者の視点から詐欺にあっているかどうか判断するために、探偵に結婚詐欺の調査をしてもらうことをおすすめします。

結婚詐欺調査の実績がある探偵を選ぼう

探偵は自社で得意とする調査の強みを持っています。できるだけ結婚詐欺調査の実績がある探偵事務所を選ぶようにしてください。相手の人物像が分かるようにしっかりと調査をしてくれる探偵事務所のサービスを利用するようにしてください。

探偵の選び方

探偵を選ぶ際にはどこに注目すべきなのかについてお話していきます。

1,広告等が誇大でないか

成功率100%や絶対に証拠を見つけるなどと誇大広告をうたっている場合には注意が必要です。

どんなに優秀な探偵であったとしても100%調査を成功させるというのは難しく、その保証はないからです。

また、料金に関しても業界最安値やコミコミ価格のように安さを売りにしている場合も同様です。

安い=良い探偵ということではなく、安いがゆえに調査内容が納得のいくものでなかったり、実際には追加で料金が加算されたというケースもあります。

したがって、広告を鵜呑みにするのではなく、詳細を把握したうえで依頼先を選ぶ必要があるといえます。

2,複数社に見積もりをもらう

料金体系は業者ごとに異なり、自分が依頼する内容や所要期間によって変わってきます。料金相場を知るという意味でも、複数社に見積もりを取ることは有益であるといえます。

あらかじめ調査内容や期間等をはっきりさせておくことで、依頼先も料金の見積もりをより正確に算出することができるため、まずは依頼内容を明確にしましょう。

3,探偵業届出証明書の確認

探偵業届出証明書がない場合、無許可で依頼を引き受けている違法業者である可能性があります。特に極端に低価格である場合や、これまでの実績が把握できないような業者の場合にはまずはきちんと届け出をしているかどうかの確認をおこないましょう。

確認できない場合、のちのちトラブルなどに巻き込まれる可能性もあるので、そのような業者は利用しないのが無難です。

4,依頼する内容が得意かどうか

探偵が調査する内容は非常に幅広く、それぞれに得意分野があるはずです。そのため、自分が調査を依頼する内容を得意とする依頼策を選ぶことで、より効率的に調査を進めることが期待できるほか、さまざまな経験や知識を基に証拠を見出してくれることでしょう。

5,口コミなど第三者の意見を参考にする

公式ホームページなどでは、各業者の得意分野や特徴などを把握することができますが自社で作成したページには、売りにしていること、みなに知ってもらいたいことなど良いことを載せるものです。

したがって、より深掘りしてその業者の弱点を含めて知りたい場合や、実際に利用した人のリアルな声を知りたいという場合には第三者による口コミが大きな手掛かりとなります。

実際に利用したからこそわかる体験者の声は依頼先を選ぶうえで大変参考になるものです。

6,無料相談を利用しよう

今多くの探偵事務所で無料相談のサービスを提供しています。このサービスを活用して今自分が結婚を予定している相手のどのようなことに対して不満や不安や疑問を感じているか全て話してください。

その内容を総合的に十分考慮してどのような調査をすれば依頼者の悩みが解決するかどうか判断して調査をしてくれます。

無料相談は直接のほか、メールや電話での対応が可能な場合もあります。

相談時の対応によって、信頼できる依頼先であるかどうかの判断材料ともなるでしょう。

まとめ

このように結婚詐欺は被害が拡大する前に探偵に依頼をして相手がどのような人物かを突き止めて詐欺にあう前にこちらから対策をすることができます。相手は言葉巧みに近づいてくるので、まずはそのような被害に合わないようにあらかじめ結婚詐欺師の特徴やシチュエーションなどを理解しておくことで、未然に防ぐことができるでしょう。

もし、結婚詐欺かも?と不安を感じることがあれば、金品をだまし取られる前に、まずは探偵に相談をして結婚をしようとしている相手がどのような人物か調査をしてもらってください。そうすることで、仮に結婚詐欺でなかった場合には安心して相手を信じることができるようになりますし、実際に結婚詐欺を企んでいたとすれば、騙されないですみます。

結婚詐欺の手口は非常に巧妙化しています。したがって、自分だけでは解決できなかったり気が付くことができないものも多いです。

気になることや相談があれば探偵に相談してみてください。

また、数ある探偵の中から自分に合った依頼先を探しあてるために、ぜひ今回お伝えしたことを参考にしてください。

専門家監修

この記事の著者:探偵社PIO 調査員 Y.K

調査歴10年。
年間200件以上もの調査を行う。

株式会社ピ・アイ・オ

探偵社PIO編集部監修

本記事は探偵社PIOの編集部が企画・編集・監修を行いました。

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