結婚1か月目の浮気、衝撃調査結果で慰謝料請求?

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結婚1か月目の浮気、衝撃調査結果で慰謝料請求?


東京都・29歳 女性

結婚相談所を介して出会い、結婚した夫にわずか1か月で裏切られました。
浮気に気付いたきっかけは車の中に落ちていたアクセサリーです。

結婚1か月目ですからまだまだ新婚気分でした。
週末にドライブに誘われて、うきうきと助手席に乗り込んだらシートの隙間にシルバーのピアスが……。
唖然としてしまってその日は直接問い詰めませんでしたが、それから気を付けて夫の様子をうかがっていると、ジャケットのポケットから不審なレシートが見つかったりということがありました。

気になったのでコピーをとっておき、調査に持ち込んだのです。
結果は驚くべきものでした。
レシートの発行者は「○○観光協会」となっていたのですが、実態はラブホテルだったのだとか。
仕事終わりの時間に利用していたり、日中の時間が刻印されていたり、外回り営業だからなのでしょう。

まさかラブホテルだなんて思いませんでした。
証拠写真として収集した中には、ホテルの出口で見知らぬ若い女性とキスしている姿も。
追跡調査のレポートを見ると、会うたびに夫から女性にいくばくかのお金が支払われているとありました。
女性の知人から、女性が不倫している自覚があるという証言も得られました。

夫と浮気相手の女性、双方から慰謝料を取れる条件はそろったと思いますが、係争を起こすとしてその費用を回収できるかは微妙なところかもしれません。
やるか、やめるべきか。今はそこで悩んでいます。

慰謝料請求の前にそろえるべき「証拠」の難しさ

感覚的には確実に浮気をしている夫についても、公的な場での証明には「浮気の実態」の証明が必要です。この場合は証拠として以下のものはそろっています。
・第三者の証言
・浮気相手の「不倫の自覚」
・証拠写真
キスをしている写真が得られたのは大きいでしょう。
ただし、夫に浮気を認めさせるのにはもう一手必要になるかもしれません。
同一の相手と繰り返しそうした接触があるという証拠、それが客観的に、確実に認められる証拠を探してください。

そして、慰謝料を請求する手続きについても課題があります。浮気による離婚で獲得できる慰謝料の平均は50万から400万程度。
裁判による係争には時間も費用も掛かりますから、できるだけ話し合いで相手を納得させられるように準備しましょう。
つまり、いずれにしろ「確実な証拠」をしっかりそろえることが重要というわけです。
現時点で分かっている要素だけでも多くの人は浮気を確信するはず。
しかし裁判所ではそうは行きません。浮気された、いわば被害者にこうした負担が伴うのは不条理に感じるかもしれませんね。

ですが「疑わしきは罰せず」が日本司法の原則です。
それをよく考えて離婚準備を整えることをおすすめします。

専門家監修

この記事の著者:探偵社PIO 浮気・素行相談員 S.Y

浮気・素行・離婚関連の相談員プロフェッショナル。相談員歴8年。
年間400人以上もの相談を受けている。

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本記事は探偵社PIOの編集部が企画・編集・監修を行いました。

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