モラハラ夫の特徴とチェックリスト

モラハラとは「モラルハラスメント」の略であり、直接的な暴力ではなく、暴言や無視などの態度で相手に精神的な苦痛を与える行為を意味しています。

モラハラはDVの一種として数えられており、れっきとした離婚事由に該当する行為です。

とはいえ、モラハラと聞いても自分が置かれている状況がモラハラに該当するのかについては、判断しにくいもの。

この記事ではモラハラをする夫に苦しんでいる、悩んでいるという方向けに、モラハラ夫の特徴やモラハラを見抜くチェックポイント、夫婦喧嘩との違いやモラハラ夫への対策を解説していきます。

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モラハラ夫を見抜くための8つのチェックリスト

社会的に一定の地位や職業に就いている

モラハラ夫は、社会的に一定の地位に就いており、妻には専業主婦であることを望むパターンが多くみられます。これは妻との対等関係を失わせるためです。

「きみは働かなくてもいいよ、俺が稼ぐから」と聞くと、とても優しい夫のように感じてしまいますが、時間が経つと「誰のおかげでご飯が食べられると思っているんだ」や「お前は何もしていない」「俺くらい稼いでからものを言え」などといって攻撃してくることも。

コミュニケーション能力が高い

モラハラ夫はコミュニケーション能力が高く、友人が多い、または会社の人から「いい人」と思われる事が多いです。

モラハラ夫は自分が強く出られる相手、下手に出た方がいい相手を見極める能力があるため二面性があるのも特徴です。友人や先輩、上司には下手に出たり、良い恰好をしたがったりするので周りからも「いい奴」と思われている半面、後輩など自分が強く出られる相手にはイジメのような態度をとることも。

一見すると飲み会で場を盛り上げるムードメーカーでも、自分に逆らえない後輩や若い女性社員を選んで執拗に弄ったり、相手をけなして笑いをとったり……あなたの夫はこんな事をしていませんか。

暴力はふるわない

モラハラ夫は、証拠が残りやすい暴力はふるいません。その代わり、暴言やあなたの人格を否定するようなことをいって精神的に追い詰めます。

そのため「私の夫は暴力をふるわないから大丈夫」と、自分がモラハラにあっていることに気が付かない方もいらっしゃいます。

モラハラはDVの一種であり、立派な離婚事由ですので覚えておいてください。

定期的に優しくする

モラハラ夫の特徴として、優しい時期とモラハラ時期を繰り返すというものがあります。

SNSで妻のことを「世界一大切な人」や「いつもありがとう」など愛情に溢れた投稿をして、サプライズプレゼントを渡すなんてことも。

その後、「お前は何てダメな奴なんだ」「お前なんかと一緒に暮らせるのは自分だけ」などと言って、厳しく当たってきます。

優しい時の一面と、モラハラになる時の一面は、ひじょうに極端であり、妻が恐怖感や不安感を持つのは当然のことでしょう。

自分が悪いことをしているという自覚がない

モラハラ夫はうぬぼれが強く、自分が正しい、自分は賢いといった考え方を持っています。そのため「妻に悪いことをしている」という自覚がありません。

「出来の悪い妻を教育してあげている」とすら考えているかもしれません。あなたの夫はどうですか?あなたの人格を否定したり、ひどい暴言をはいたりすることを、悪いと認識しているでしょうか。

論点をずらす・責任転嫁が得意

モラハラ夫は論点を巧妙にすり替え責任転嫁するのもお手の物です。何か相談した時に「きみの好きにしていいよ」と言われたのに、いざ結果が出ると「これは失敗だ」「お前のせいでダメになった」と責められた経験はありませんか?

他にも、モラハラ夫が怒って家具に八つ当たりし、家具が壊れた時などに「お前が俺を怒らせたから家具が壊れた」と責任転嫁をすることも。

モラハラ夫は、困った局面でとっさに言い返せない弱い相手を、巧みに見抜むいています。

口をだすが自分はやらない

モラハラ夫の特徴として、人のやることに文句をつけるが自分はやらないといったものがあります。

「●●ができてないよ」「××するのを忘れてるよ」と文句だけ言って、妻に全てをやらせようとします。もちろん、妻が指示されたことをやった後は、重箱の隅を楊枝でほじくるように些細なことを見つけて責めてきます。

妻が外部と関わるのを嫌がる

モラハラ夫は妻が外部と関わるのを嫌がります。実家に帰ったり、パートなどで働いたりするのを禁止されていませんか?

モラハラ夫は嫉妬深く、妻の行動を把握したがり、行動を逐一報告させたりしてきます。

実家に帰るのに夫の許可が必要、友人に会うのを制限されている、こんな経験はあるならモラハラ被害者かもしれないと危機感を持ちましょう。

モラハラする人がしがちな5つの特徴

モラハラをする人がしがちな5つの特徴があります。

立場の優位性を示したがる

「自分の方が学歴が高い」「自分の実家の方が裕福だから」「誰のおかげで生活できると思ってるんだ」と言って、パートナーを貶めるような発言をし、自身が優位に立とうとします。

常日頃から「あなたは下、こちらは上」と言い続けられると、だんだん自分自身でも「自分ダメな人間なのだ」と思い込むようになってしまうので要注意です。

立場の弱い人間に対して威張る

モラハラをする人間は、飲み会などで後輩を執拗にいじる、立場の弱い相手、逆らってこない相手には強く出る特徴があります。

外食の際、お店のスタッフへ威張った態度を取ったり、少しのミスに激昂したりするような人は間違いなくモラハラ気質があるでしょう。

間違っているのは他者で自分は正しいと思い込んでいる

モラハラをする人は常に「自分は正しい」という思い込みに囚われています。パートナーから自分の間違いを指摘されると、大声で怒鳴って威嚇をしたり、無視をしたりして、こちらを精神的に嫌な気持ちにさせます。また、論点を巧みにすり替えて自分が正しい理屈を言っているように見せるのも大得意です。

SNS上や外出時は別人になる

モラハラをする人間は、パートナーに対して高圧的に出ますが、周囲の人間からは「優しくていい人」と思われたがる傾向にあります。そのため、家では家事も育児もいっさいせず、パートナーにモラハラを繰り返しているのに、SNSなどには子どもやパートナーを「可愛い」「いつも感謝」などの言葉を沿えてアップしていることも…。周囲の人も「あの人は子煩悩」「パートナーは幸せね」などと好印象を持ってしまいます。

家と外でのあまりの態度の違いに戸惑いや不安、恐怖を感じ、こんなパートナーと一緒に暮らしていたら自分がおかしくなってしまう!と危機感を抱いても不思議ではありません。

何日間も無視をする

モラハラをする人間はパートナーを自分の思い通りに動かしたいもの。そのため、パートナーが自身の思い通りにならないと、無視をします。これは突然始まり、長期間にわたって続きます。無視されている方は、なぜこんな事をされるのかわからず「次はいつ無視が始まるのだろう?」「無視されるような自分が悪いのかな」とつらい気持ちになるでしょう。

こんな事をしてくる人間と一つ屋根の下で暮らすことは、精神衛生上よくないことであり、別居や離婚を考えるのも当然のことです。

これってモラハラ?夫婦喧嘩?二つの違いは?

夫婦喧嘩は?

どんなに仲のいい夫婦でも必ずするのが「夫婦喧嘩」です。夫婦喧嘩の場合は、お互いが対等な立場で自分の考えや意見を相手に伝えます。

夫婦喧嘩の場合はお互いの意見を出し合った後、夫婦間で話し合い、どうすれば解決できるのかを2人で模索していきます。互いの意見を尊重し、譲り合い、2人の妥協点を構築していく大切な作業ともいえます。

モラハラは?

対等な立場でお互いの意見を言い合う夫婦喧嘩と異なり、モラハラの場合は夫婦間で上下関係ができているのが大きな特徴です。

そのため上の立場にいる方が、下の立場にいる方を無視したり暴言をはいたりして、話し合いになりません。夫婦で話し合っている時、夫の態度はどうですか?

「どうせお前はダメなんだから」「俺のいう事を聞いていればいい」というように、夫の意見を聞くばかりで、あなたの意見や意思を尊重してもらえない場合、モラハラを疑ってもいいでしょう。

またモラハラの場合、被害者の多くは「恐怖感や不安感」を持っています。夫に対して、「怒らせてはいけない」「言う事に従わなければいけない」と、恐怖感や不安感を持っていませんか?

あなたが恐怖心や不安感を抱いているならモラハラを疑って

第三者など客観的な立場であれば「それはモラハラではないか」と気付きやすいものですが、自分自身のこととなると気付けないことが多々あります。

あなた自身が、夫に恐怖感や不安感を持っていませんか?

無意識のうちに「夫は自分より立場が上」「私は従わないといけない」と上下関係ができていないでしょうか。

もし当てはまるなら、自分はモラハラにあっているのかも、と危機感を持ちましょう。

モラハラ夫から自分を守るための対策

別居などで物理的に距離を取る

まずは物理的に距離を取ることが大切です。モラハラを実際に受けている人は、自分がモラハラに合っていることに気が付けないもの。「体調が悪い」など理由をつけて実家に帰るなどして物理的に距離を取りましょう。

別居が難しい場合「家庭内で境界線をひく」のも効果的です。「攻撃したい相手が目の前にいない」という状況を作りだすことが大切です。

ただし、別居をする場合のメリット・デメリットや、家庭内別居の場合、子供に与えるストレスや影響もありますので、それらも考慮して実行しましょう。

さまざまな記録をつけておく

パートナーからのモラハラを受けている場合、日記などに詳細に記録しておくことをおすすめします。離婚する際、下記のような証拠を残していると、モラハラを理由に有利に離婚手続きを進められる可能性が増します。

1・モラハラ内容を記載した日記:日付、状況、相手の言動や行動を具体的に記録しておきましょう。

2・録音、録画のデータ:モラハラの現場を録音、録画したデータも証拠として有効です。

3・メールやLINEでのやり取り:パートナーを侮辱したり非難したりするような内容のものがあれば、保存しておきましょう。

4・医師の診断書:パートナーからのモラハラによって「うつ」や「不眠」「自律神経失調症」などの症状が出て受診をした場合医師の診断書は証拠になります。

5・警察や公的機関への相談:警察の敷居が高い場合、地域の女性保護センターのような所へ相談してみましょう。こうした機関へ相談した内容は、相談票といった形式で保存される事が多いため、日記やメモの内容と照らし合わせてモラハラを証明することに役立ちます。

モラハラに悩んでいるなら専門家へ相談してみよう

モラハラは自分自身が受けている場合は気が付かない場合が多いのが特徴です。

「優しい時もあるから」「暴力はふるっていないから」と現実から目を背けていませんか?

もしあなた自身が現在、夫の顔色を伺って生活していたり、結婚前と比べて気持ちが暗く落ち込んでたりするなら、自分はモラハラ被害にあっているのかも、と危機感を持ちましょう。

モラハラの被害者に落ち度はいっさいありません。どんなに完璧にこなしても、いくら努力をしても、モラハラ夫は別の角度や切り口を見つけて、あなたを攻撃してくるでしょう。

現状を変えたいと思っているなら、思い切って専門家へ相談してみましょう。弁護士や探偵事務所であれば、無料相談などでアドバイスを受けられることがあるので利用するといいでしょう。

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