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ダブル不倫で慰謝料請求するとき注意すべきことを専門家が解説!【元弁護士が解説#9】

夫が不倫していたら、不倫相手に慰謝料請求したいと考えるのが当然です。ただ、不倫相手にも配偶者がいる場合、関係が複雑になってトラブルが大きくなりやすいので注意しましょう。

このように不倫している当事者の両方に配偶者がいる状態を「ダブル不倫(W不倫)」といいます。

今回は、パートナーがW不倫している場合に慰謝料請求する際の注意点を解説します。

不倫相手にも夫や妻がいることが判明し、困惑している方はぜひ参考にしてみてください。

ダブル不倫(W不倫)とは

「ダブル不倫」という言葉を聞いたことはあっても、正確に理解していない方が多いので、まずは言葉の意味を確認しましょう。

ダブル不倫とは、不倫している当事者の双方にパートナーがいる状態です。

たとえばAさん(男性)とBさん(女性)が不倫しているとしましょう。Aさんには妻がいてBさんには夫がいる状態がダブル不倫です。

一般的に「不倫」という場合、一方のみが既婚者で他方は独身というケースが多いのですが、ダブル不倫の場合には「双方に配偶者がいる」という特殊性があります。

ダブル不倫でも慰謝料請求できる

夫の不倫相手にも夫がいて「ダブル不倫状態」になっている場合でも、不倫相手に対する慰謝料請求は可能です。

不倫の慰謝料は、配偶者に裏切られて大きな精神的苦痛を受けたことが原因で発生します。

ダブル不倫であっても、信じていたパートナーに裏切られると人は酷く傷つくでしょう。

そこで通常通り慰謝料請求できますし、金額を減らされることもありません。

ダブル不倫の特徴

ダブル不倫には、以下のような特徴があります。

本気ではないケースが多い

ダブル不倫の場合、一般的な不倫と比較して「本気ではないケース」が多数です。

一般的な不倫の場合、当事者がのめり込んで本気になってしまう例が多々あります。既婚者側は「今の妻と別れてこの女性と結婚したい」などと考え始めますし、不倫相手の方も既婚者側へ早期の離婚と自分との再婚を求めるでしょう。

しかしダブル不倫の場合、「お互いが既婚者」なので離婚や再婚は考えず、はじめから割り切った関係でつきあう傾向があります。単なる遊びで不倫しているので、発覚するとすんなり別れて家に戻ってくるケースが多数です。

その場合、あえて不倫相手に慰謝料請求をせず、夫婦関係を修復した方が有益になる可能性があります。ダブル不倫の場合、慰謝料請求には慎重に対応すべきといえるでしょう。

ダブル不倫で慰謝料請求するときの注意点

ダブル不倫で不倫相手に慰謝料請求するときには、以下の点に注意が必要です。

相手の夫(妻)から慰謝料請求されるおそれ

ダブル不倫の場合、こちらが不倫相手に慰謝料請求するだけでは済みません。不倫相手の配偶者があなたのパートナーに慰謝料請求してくる可能性があります。

こちらが相手に慰謝料請求したことがきっかけで、不倫相手の配偶者があなたのパートナーへ復讐として慰謝料請求してくるリスクが高くなるので、注意しましょう。

特に相手の配偶者に不倫がバレていない状態でこちらが慰謝料請求をしてトラブルになると、相手夫婦が結託して慰謝料請求してくる傾向があります。

たとえばAさんとBさんが不倫していて、Aさんの妻(Cさん)がBさんへ慰謝料請求したとしましょう。この場合、Bさんの夫(Dさん)がAさんへ慰謝料請求をやり返してくる可能性があるのです。Cさんにしてみると、自分の慰謝料請求がきっかけで夫に高額な慰謝料を請求されて困惑してしまいます。

W不倫のケースでは、慰謝料請求が「やぶ蛇」になってしまう可能性に注意しなければなりません。

当事者が多くなってややこしくなる

ダブル不倫でお互いの夫婦が相手方へ慰謝料請求する場合、登場人物は4人になります。

不倫している当事者2名とそれぞれの配偶者が関与するためです。

このように多くの人がトラブルに巻き込まれると、話合いで解決するのがとても難しくなります。4人で話し合う機会もなかなかとれませんし、話し合っても全員の意見は一致しにくいでしょう。

「そもそも感情的にいがみあっている4人が一同に介して話し合う機会など、もうけられるのか?」という疑問もあります。収拾がつかなくなってトラブルが長引き、いずれは裁判・離婚になってしまうリスクも懸念されるでしょう。

労力がかかるだけで得るものがない

ダブル不倫でお互いに慰謝料請求をやり合うと、最終的にお互いに慰謝料を払い合って解決するしかありません。

不倫相手から慰謝料を受け取っても、こちらの夫が不倫相手の夫へ慰謝料を払わねばならないので「結局手元には何も残らなかった」という事態になりがちです。

時間と労力をつぎこみ精神的にも大きく傷つきながら慰謝料請求をしたのに、最終的にはお金すら得られないリスクがあるのです。

こちらが離婚しない場合、支払慰謝料が高額になって損をする

さらに問題になるのは「こちらは離婚しないけれど相手夫婦は離婚するケース」です。

不倫慰謝料は「離婚する場合には高額、離婚しない場合には低額」になるものです。こちら夫婦が離婚しないなら、不倫相手に請求できる慰謝料は100万円以下となるでしょう。

一方、相手夫婦が離婚するなら、こちらのパートナーが払わなければならない慰謝料は300万円程度になる可能性があります。その場合、慰謝料を払い合っても単純計算でこちらが「マイナス200万円」となり、払い損になってしまうリスクが高くなるでしょう。

結局「慰謝料請求などしない方がよかった」という結果につながります。

ダブル不倫で安全に慰謝料請求する方法

夫がダブル不倫しているとき、リスクを減らして安全に慰謝料請求するため以下のように対応してみてください。

相手の配偶者が不倫に気づいているかが問題

まずは不倫相手の配偶者が不倫に気づいているかどうかが問題となります。

既に気づいているなら、こちらが慰謝料請求したことがきっかけで相手にバレるリスクは考える必要がありません。

一方、不倫相手の夫が気づいていないのにこちらが慰謝料請求すると、それがきっかけで相手の配偶者に不倫を知られてトラブルが大きくなる可能性があります。

まずはリスクを把握するため、夫に状況を聞くなどして相手のパートナーが既に事実を知っているのかどうか、できる範囲で情報収集しましょう。

こちらが離婚するかが問題

次にこちらが離婚するかどうかが問題となります。

離婚するなら不倫相手に高額な慰謝料を請求できますが、離婚しないなら慰謝料の相場は100万円以下になり、金額におおきな差があるからです。相手夫婦が離婚するとこちらが払う慰謝料の方が高額になるので、払い損になるリスクが高まるといえるでしょう。

こちらが離婚しないなら、あえて「慰謝料請求しない」選択肢も検討すべきです。

どちらも離婚しないなら「お互い慰謝料請求しない」和解をする

こちらと相手夫婦の両方が慰謝料請求をやり合う状況になってしまったら「お互いに慰謝料を請求しない」和解によって解決する方法がオススメです。

ダブル不倫でお互いに慰謝料請求をし合っても、最終的には慰謝料の払い合いまたは相殺になって、時間と労力が無駄になる可能性が高いからです。それであれば、初期の段階で「お互いに慰謝料請求をしない」というゼロ和解をして、無駄な交渉の労力やストレスを避けられた方が有益となるでしょう。

特にこちらが離婚しないなら、早期にゼロ和解を目指すべきです。相手配偶者に打診してゼロ和解のメリットを伝え、4者で合意しましょう。なお合意ができたら必ず「慰謝料支払いについての合意書」を作成し、4名が署名押印してください。書面がないと、後日紛争の蒸し返しになるリスクが高くなります。

こちらが離婚するなら堂々と慰謝料を請求する

配偶者がダブル不倫して許せない気持ちが強く、離婚を避けられない状況であれば慰謝料請求を遠慮する必要はありません。

離婚するのであれば、相手の夫からあなたの夫に慰謝料請求されてもあなた自身の懐は痛みません。離婚する場合、慰謝料の金額も高くなるので請求するメリットが大きくなるでしょう。

不倫相手と夫の両方から慰謝料を払ってもらい、夫からはさらに財産分与もしっかり受け取って離婚後の生活に備えてください。

離婚しないならあえて慰謝料請求しない選択も

こちらが離婚せず、不倫相手の配偶者は不倫に気づいていない状況なら、「慰謝料請求しない」対応を検討してみてください。

離婚しないなら、こちらが請求できる慰謝料の金額は低額になります。また慰謝料請求によって不倫相手の配偶者に不倫を勘づかれてこちらの夫に慰謝料請求されるリスクも高まり、あまりメリットがありません。

夫が不倫相手ときっちり別れて夫婦関係を修復できるなら、慰謝料請求せずに解決する方が良いケースもあります。

ただし慰謝料請求しないなら、「確実に別れさせる」ことが重要です。夫と不倫相手に「二度と関わらない。万一関係を継続した場合や再度不倫した場合には違約金を払う」という誓約書を書かせましょう。

浮気の確実な証拠をつかんで対応を検討しよう

ダブル不倫されたときに交渉を有利に進めるには、不倫の確実な証拠が必要です。

慰謝料請求しても、証拠がなかったら「不倫していない」としらを切られるおそれが高くなるためです。また今回は慰謝料請求をせずに矛を納めたとしても、将来また同じトラブルが発生する可能性が懸念されます。

慰謝料請求のアクションを起こす前に、不倫の証拠を集めましょう。LINEのメッセージやメール、写真や動画、クレジットカードの明細書など証拠になり得るものはいろいろあります。

どうしても自分1人では十分な証拠を手に入れにくいなら、探偵事務所への調査依頼を検討してみてください。充実した内容の探偵の調査報告書は、裁判でも使える証拠となります。

また探偵事務所に尾行調査を依頼することにより、相手に夫や子どもがいる事実が判明したり、相手の生活状況や職場を把握できて今後の対策を練りやすくなったりするものです。

まとめ

配偶者と離婚するかどうかを決断するためにも、まずは不倫の具体的な現状を把握しましょう。不倫問題に困ったときには、信頼できる探偵事務所へ相談してみてください。

執筆者プロフィール

福谷陽子
法律ライター 元弁護士
弁護士としての経験は約10年。その経験をもとに、ライターへ転身後は法律や不動産関係の記事を積極的に執筆している。
弁護士時代は中小企業の顧問業、離婚や不倫など男女関係案件の取扱いが多く、浮気調査や探偵事務所の実情にも詳しい。
記事の作成だけではなく、編集やサイト設計、ディレクションやウェブコンテンツを利用したマーケティングのアドバイスなど、活動の幅を広げている。

運営サイト(元弁護士・法律ライター福谷陽子のblog)
https://legalharuka.com/433

運営youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC-vYz7An9GHWXsXjWKbmRdw

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