浮気の背景~仮面夫婦

「仮面夫婦」という言葉があります。

比喩的表現で仮面をかぶった夫婦。表の顔は仮面=偽りの顔であり、その下に真実の別の顔が隠されていますが、それは他人には見えません。

要は、表面は夫婦円満・幸せそうに見えるけれど、実はそれはいつわりの姿であって、本当は夫婦双方とも相手にほとんど関心もなければ愛情もないという状態です。

夫と妻どちらも仮面をかぶっている場合がほとんどですが、片方だけ仮面をかぶっている場合もあります。

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仮面夫婦の現状

仮面夫婦に関する公的な調査はありませんが、日本家族社会学会が2010年に行った調査によれば、「配偶者を家族だと思わない人」の割合が、妻では12.4%という調査結果が出ています。割合として10人に1人以上で、しかもこの数値は、1999年からの10年間で倍増しています。

またウェブサイト「R25」の調査でも、ほぼ同じ結果が出ています。さらに、「どちらかと言えば仮面夫婦と思う」割合を加えると、約30%にも達します。

確かに妻と夫との間に血のつながりはありませんし、婚姻届で結ばれた間柄に過ぎないとも言えます。

しかし、結婚式では人生を共にしていくという誓いをしたのであり、夫婦とは家族の最小単位であるはずです。その夫婦が仮面をかぶっていては子供の教育にも影響は及ぶでしょう。決していいことではありませんし、第一、夫婦生活をしていく意味がありません。

こんな夫婦の日常は、次のとおりです。

・ほとんど会話もしないし、視線も合わせない
・寝室は別、洗濯も別
・スキンシップもセックスもない
・帰りが遅かろうと病気しようと、一切関心はない
・離婚するエネルギーもないし面倒臭いから一緒にいる
・離婚すると経済的不安をかかえるから一緒にいる
・同居人と割り切っていれば楽

ちょっと悲しくなりますが、これが現実です。そしてこんな親を見て育った子供は、将来結婚願望をあまり持たなくなるでしょう。少子化の原因云々と言うより、パートナーのいない人生を自ら進むとは、悲しいことです。

仮面夫婦の行く末は、熟年離婚か浮気

(1)熟年離婚

こうなってくると、夫や妻は子供が自立したあとに離婚するか、浮気に走ることになります。

離婚には多大なエネルギーを使いますが、それぞれ別の道を歩むと合意して進むことはいいことだとも言えます。

厚生労働省の「人口動態調査」によれば、同居期間20年以上の夫婦離婚件数は、1975年は6,810件、1990年に21,718件、そして2007年には40,349件に増加しています。

また、少し古い調査資料になりますが、「H13年度国民生活白書」で、結婚期間が20年を超える夫婦における離婚は、「妻の方から離婚話を持ち出された」ケースが圧倒的に多くなっています。

これらの統計から言えることは、夫婦のうち夫より妻のほうが離婚したい意思が強く、それゆえに妻から離婚したいと切り出す割合多いということです。

(2)浮気

そして、仮面夫婦が向かうもう一つの道は、浮気です。

冷え切った夫婦間においては、浮気が半ば公認になっている場合すらあります。家庭があって、夫と妻がいる、でも夫(妻)には恋人がいる。いわば「都合のいい妻(夫)」です。なんだか悲しくなってきますね。

ある作家によれば、

「そう遠くない将来、夫婦それぞれが恋人を持ちながら離婚しない、そういう夫婦が増えてくるだろう」

ということです。

それでもいいと割り切れるなら問題はありません。夫婦のあり方は、それぞれの夫婦が決めればいいことです。

しかし、仮面をかぶった夫婦などごめんだという場合は、離婚するに越したことはありません。

仮面夫婦の慰謝料は低い

なぜなら、離婚調停においては、それまで夫婦がどんな関係にあったかが慰謝料決定のための大きな要素だからです。

例えば、浮気が発覚した時点で、その夫婦関係は良好で妻は全く夫の浮気を知らなかった。突然浮気が発覚して、妻はひどくショックを受け、精神的にひどく傷ついてしまったという場合、裁判所は夫の過失が重大であると認めるでしょう。

その場合、慰謝料は高額になります。

しかし反対に、妻は夫の長年の浮気を容認していた、夫婦間は冷め切っており、夫の浮気を何とも思わなかったという場合、夫婦関係は既に破綻していたものとみなされ、浮気が夫婦関係を壊したとは認定されません。

したがって、前者と比べて慰謝料は少なくなります。

仮面夫婦でも高額慰謝料を取る方法

しかし、仮面夫婦になってしまった原因は、夫にあるかもしれません。そんな夫に苦しめられ、苦しみから逃れる方法として仮面夫婦になったとしたら、最終的には慰謝料をがっぽり取って別れたいものです。

そこで、夫が浮気をしていたら、これを最大限利用するのが得策です。夫の浮気現場を押えて証拠とするのです。

例えば、夫と浮気相手がラブホテルに出入りしているところを写真に撮り、動画に収めることです。メールやLINE等で、明らかに肉体関係があったと思われる証拠を集めるのも有効です。

夫婦関係を継続しながらこれらを集めるのは、ある意味悲しいことではありますが、ここをどうクリアするかが、離婚後のあなたの生活を左右すると言えます。

そうして離婚調停に持ち込んだら、「私は夫の浮気でこんな精神的被害を受けた、我慢し続けた」と主張するのがいいでしょう。

探偵事務所にご相談ください

ただし、夫婦関係が破綻しているところにきて、その原因はそもそも夫にあったと論理的に話を持っていくのは、素人には難しいことです。

そのためには、プロの手を借りるしかありません。

プロとは具体的には、探偵事務所の探偵であり、そして弁護士です。

探偵事務所によって浮気調査を行い、そのあと顧問弁護士によって慰謝料請求のストーリーと根拠を作っていくという流れです。

探偵事務所は、浮気調査をするばかりではありません。弁護士と連携して、離婚後のあなたの生活設計のアドバイス、お手伝いをします。

望んでした結婚がこんな結末を迎えるのは悲しいことですが、時間を元に戻すことはできません。むしろ、離婚したことをきっかけに人生を好転させるという前向き思考をすれば、きっと明るく生きていけることでしょう。

夫婦として最後まで添い遂げることできれば、それが一番いいのは確かです。

でもそれぞれの人生、自分で納得できるように生きるのは大切なことです。るあなたが離婚を考えているのなら、傷が深くならないうちに、浮気の証拠をつかんで離婚に持ち込むことです。

株式会社ピ・アイ・オ

探偵社PIO編集部監修

本記事は探偵社PIOの編集部が企画・編集・監修を行いました。

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