浮気相手がストーカーになる危険性と対処法について

浮気相手がストーカーになる危険性と対処法について
夫婦どちらかの浮気相手が、悪質なストーカーになってしまうケースがあります。
どのような危険性があるのか、そしてどう対処すれば良いのか、詳しくご紹介します。
そもそもストーカーの定義とは
ストーカーとは、特定の個人に対して執着し、つきまとい等の行為をくり返す人物のこと。
ストーカー規制法の第2条では、以下の行為が「つきまとい等」と規定されています。
1.つきまとい・待ち伏せ・見張り・押しかけ
2.監視していると告げる
3.面会・交際の要求
4.乱暴な言動
5.無言電話、連続した電話・FAX・メール
6.汚物などの送付
7.名誉を傷つける
8.性的しゅう恥心の侵害
これらの行為を同一者にくり返して行うことを「ストーカー行為」と言い、罰則が設けられています。
ストーカーは最高で「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」の刑が課せられる犯罪行為なのです。
浮気相手がストーカーになるケース
『ストーカーの70%以上は、過去に恋愛関係があった相手である』という統計が出ています。
当然不倫や浮気も、恋愛関係にあたります。
別れ話を切り出した途端、相手が豹変してストーカーになってしまう危険性は大いにあるのです。
しかも浮気の場合、“本命の異性”もしくは結婚して“家族”がいます。
ストーカーから「二人の関係を周囲にバラしてやる」と脅されることもあるでしょう。
この行為も「脅迫罪」や「ストーカー行為」に該当しますが、実際に浮気をしていた後ろめたさから、ストーカーに付け入られてしまう人が多いのです。
浮気相手がストーカーになった時の対処法
≪警察へ相談≫
いくら怖いからと言ってストーカーの要求を聞いていたら、ますます事態は悪化してしまいます。
ストーカー行為は犯罪ですから、つきまとい等をくり返して受けている場合は警察へ相談しましょう。
≪ストーカー相手への警告・禁止命令≫
相談が受理され、行為をくり返す恐れがあると判断されれば、ストーカー相手に対して警告を出してもらうことができます。
それでもつきまとい等の行為を繰り返してきた場合、公安委員会による聴聞を経て、禁止命令を出すことが可能です。
警察沙汰になる前の行動が吉
以上のように、浮気相手がストーカーになると非常に面倒なことになります。
浮気の期間が長ければ長くなるほどストーカー行為も悪質になりがちなので、早めに関係を解消することが望まれます。
もしあなたのパートナーの浮気が気になるようであれば、探偵・興信所へ相談しましょう。
警察沙汰になる前の行動が、功を奏するはずですよ。