再婚者の離婚率はどれくらい? 再婚者が離婚しやすい理由とは
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目次
再婚者の離婚率はどれくらい? 再婚者が離婚しやすい理由とは
「離婚率」という言葉がありますが、これは一般的には初婚の方と再婚の方が離婚をした割合を示したものです。
しかし実際のところ離婚率の多くは「再婚者」が占めており、一般的には再婚者の離婚が多いと考えられています。
それでは「再婚者の離婚率」はどれぐらいなのでしょうか。再婚者の離婚率と離婚しやすい理由について紹介していきます。
再婚者の驚くべき離婚率
現在結婚した夫婦の3組に1組は離婚すると考えられており、数値で表すと36%もの夫婦が離婚するとされています。
しかしそれらをさらに踏み込み「離婚者(バツ1)の離婚率」だけで見るとなんと50%にものぼり、バツ2以上の離婚率は7割を越えるのです。
「同じ過ちは犯さない」と考え離婚を踏みとどまるのでは?
というイメージがあるかもしれませんが、実際はこのように離婚経験が重なれば重なるほど離婚率は高まる傾向があります。
それではなぜ再婚者の離婚率は高まってしまうのでしょうか。
なぜ再婚者の離婚率が高まってしまうのか
・「離婚」に対する抵抗が薄れる
離婚経験がない方は、「離婚歴がついてしまう……」という思いから離婚に踏み切るハードルが高くなります。
これが、初婚の離婚率が低くなっている理由のひとつだと考えられます。
逆にいうと、すでに離婚歴がある方は「離婚歴が増えたところで大して変わらない」という意識が強くなることで簡単に離婚を決意してしまう傾向があるのです。
・独身に戻った生活習慣を再び変えることが難しい
一度結婚をしてから独身に戻ると、独身時代のメリットを改めて実感することになります。
1人でいる時間の重要性や、パートナーと協調しなくても生きていける生活、自由に使うことができるお金などを考えると、独身時代の自由度の高さを「改めて独身に戻ったからこそ」分かる部分も出てくるのです。
そういった状況で結婚をするわけですから、生活スタイルを相手に合わせることが以前より難しく感じやすくなります。
理想と現実のギャップに悩む機会が以前よりも増えて離婚に踏み込む傾向があります。
・いつまでも「運命の人」を探し続ける
一度結婚してもなかなか満足できずに「もっといい人がいるのでは?」と思う方もいらっしゃいます。
そういった方は離婚をすることに抵抗があまりなく運命の人を探し続ける傾向があり、恋に恋をし続けているケースに陥りやすいのです。
これらの要因だけに限った話ではありませんが、離婚に対しての抵抗が薄れていくことが再婚者の離婚率の高さを表していることが分かります。
もしパートナーが初婚ではない場合は、できるだけ離婚に踏み込ませないような心がけが大切だといえるでしょう。
この記事の著者:探偵社PIO 浮気・素行相談員 S.Y
浮気・素行・離婚関連の相談員プロフェッショナル。相談員歴8年。
年間400人以上もの相談を受けている。
関連タグ: 賢い離婚の仕方
探偵社PIO編集部監修
本記事は探偵社PIOの編集部が企画・編集・監修を行いました。