素人が浮気調査をしてはいけないこれだけの理由

夫あるいは妻が浮気をしていると知ったとき、あるいは疑ったとき、誰もが真実を知りたいと思うはずです。

真実を知るには、実際に浮気現場を押さえることが最も有効なのですが、素人が簡単にできるものではありません。これは様々な点において困難なのです。

その困難さはどこにあるのでしょうか。詳しく解説します。

浮気・素行調査をお考えの方はPIO探偵事務所へご相談ください

株式会社ピ・アイ・オは興信所探偵社として業歴52年に及ぶ経験と全国24都府県の弁護士協同組合特約店指定として永年の実績を持つ興信所探偵社です。多くの弁護士先生方・法人・個人様からのご依頼をお受けし、「まごころの調査」をモットーに様々な問題の解決に向け、当社の機動力・調査力を駆使し、納得の結果を実現してまいります。

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素人調査の難しさ

(1)テクニック面

浮気調査をするからには、調査結果が裁判資料として有効でなければなりません。

なぜなら裁判は、離婚をあなたに有利なように進めると共に、慰謝料を獲得するために行うからです。

これは例えば、夫と愛人が一緒にラブホテルに出入りする写真です。しかしたとえ2人が一緒にいたとしても、大勢の人がいる中のワンショットであっては、とても浮気証拠とはなりません。

浮気が分かる会話の録音も資料とはなりますが、音声を原稿に書き直すなど手間が必要です。

そこで、裁判資料として最も有力なのは、

・ラブホテルに出入りする写真

・相手自宅に何度も出入りする写真

が最も適しています。

しかし、素人が遠くからカメラを操作し、こうした写真を撮るのはかなり困難と言わざるをえません。

遠くから撮影するためには望遠レンズが必要ですが、望遠レンズは手ブレしやすくなります。また浮気の現場は夜間が多いですが、こうした状況では当然ながら撮影は難しくなります。

さらには自分の存在を全く消して尾行するのは至難の技です。

夫は、遠くからでもあなたの後ろ姿や歩き方を見ただけで、気づいてしまうでしょう。足音だけでも分かるかもしれません。

それでも夫を尾行するのは・・・・どうでしょう。自信ありますか?

(2)法律面

テクニック面をクリアしても、次は法律面の壁があります。

ターゲットを尾行や待ち伏せする場合、どこかに車を停めたり、どこかに立ってカメラを構えたりしなければなりません。その場合、駐車禁止エリアに車を停めてはなりませんし、交通事故にも注意する必要があります。尾行や追跡においては、道路交通法を遵守しなければならないのはもちろんです。

また不用意に他者の敷地に踏み入れれば、無断侵入の罪となります。

さらには、ターゲットの車に勝手にGPS発信器等を取り付けて調査するのは、違法との判例があります。

浮気調査を行うにあたっては、これら法律面に十分に留意しなければなりません。

(3)心情面

次に、最もハードルが高いのが、この心情面です。

仮に、あなたが夫を尾行したとします。

夫はあなたに気づいていません。夫はあなたが想像していたとおり浮気をしていました。駅で愛人と待ち合わせし、手をつないで電車に乗り、ラブホテルに消えたのです。

そして3時間後、夫と愛人は絡み合うように密着してホテルを出てきました。

さあ、撮影のチャンスです。

しかしあなたは、一切気づかれることなく物陰に隠れ、冷静にシャッターを切らなければなりません。

しかしあなたはそのとき、冷静でいられるでしょうか。指が震えることなく、シャッターボタンを押せるでしょうか。でも、すぐにでも駆け出して問い詰めたいですよね。しかし、これら一切の衝動を抑えなければならないのです。

浮気現場を見たダメージは大きい

(1)心理的ショック

このように、素人が浮気調査をすることには様々な困難が伴います。

夫あるいは妻が、浮気していると疑った場合は、誰もが真実を知りたいと思います。しかし

「知りたい」からといっても、必ずしも「目の前で見ていい」とは限らないのです。

困難さもありますが、それよりは生々しい現場を目の当たりにしたショックは、あなたの精神に大きなダメージを与えます。

自分で調査すれば調査費用は抑えることができますが、困難のほうが大きいと考えるべきでしょう。

(2)ダメージはその後の生活も難しくする

自力調査の問題はまだあります。

あなたが夫の浮気現場を見たあと、あなたは自宅へ帰ります。きっと心はざわつき、冷汗が流れ、顔面蒼白、動悸もしていることでしょう。

夜、夫が帰宅します。

問題はここからです。

昼間、夫は愛人と仲良くラブホテルに行き、あなたは情事のあとの夫と愛人も目撃しました。そんな様子を見ながら、あなたは表面平静を装って振る舞わなくてはなりません。

心情やホンネを一切隠し、今までどおり行動しなければならないのです。

(3)言ったら負け

しかし人間とは不思議なもので、嫌なことを誰かに話すと気が楽になります。毒素を吐き出したようなものです。

と同様、昼間見たことを自分の心にしまっておくのが心苦しくて、

「あなた、昼間一緒にいたの、だあれ?」

「あなた浮気しているでしょう。 わたし見たんだから!」

などと言えば、あなたの心は軽くなります。

しかし、こう言ったらおしまいです。

夫は

「何バカなことを言ってるんだ」

と薄笑いしながら、スマホのメールやLINEのデータを消しているのです。

そして翌日から浮気そのものは水面下に潜行し、分かりにくくなってしまいます。愛人と会う頻度を抑えたり、帰宅時刻を早くしたり、週末によく出かけていたゴルフがなくなったりと。

つまり浮気調査や尾行したことは、一切相手に言ってはならないのです。

言えば、調査していることを相手に教えてしまうのと同じですから、当然警戒されてしまいます。

このように、自分で浮気調査しながら、平静を装うのは非常に困難なことなのです。

しかし、調査を他者に頼めば、これを防ぐことができます。

浮気調査は専門の探偵事務所へ

浮気調査とは、

“千載一遇のチャンスをいかに逃さず証拠としてキャッチするか”

ということでもあります。

夫と愛人の行動を予測し、待ち伏せし、写真に収める。

そして写真を裁判の証拠とし、慰謝料を勝ち取る。

このチャンスはそうそうあるものではありません。

この貴重なチャンスを逃さないためには、浮気調査は信頼できるプロに任せるのがベストです。危険が多い自力調査にメリットは一つもありません。

プロの探偵事務所は、一連の調査を一糸乱れぬチームワークでクリアできます。是非とも検討されることをお勧めします。

専門家監修

この記事の著者:探偵社PIO 浮気・素行相談員 S.Y

浮気・素行・離婚関連の相談員プロフェッショナル。相談員歴8年。
年間400人以上もの相談を受けている。

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本記事は探偵社PIOの編集部が企画・編集・監修を行いました。

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