騙されないために覚えておきたい「蒸発前の小さなサイン」

騙されないために覚えておきたい「蒸発前の小さなサイン」
家人や大切なパートナーが急にいなくなることを「蒸発」と言います。
いなくなった相手の考えや気持ちはケースによってさまざまですが、借金などこちらに迷惑をかけた挙句に蒸発してしまうことも少なくありません。
残されたほうとしては怒りや悲しみが混ざり合って気持ちは落ち着きませんし、
現実問題としてお金のことも気がかりです。
このような事態に陥らないためにも、普段のやりとりから相手の意向を察知して、
蒸発を未然に防ぐ必要があります。
途方も無い夢を語り出す
夢を見るのは良い事ですが、相手があまりにも現実とかけ離れた夢を見ていた場合、
それは現実逃避の表れかもしれません。
現実が辛いと、どこか遠くに行ったらやり直せる、住む場所を変えたら幸せになれる、と夢を見たくなるのです。
努力をしないのに夢を語る、外国や沖縄に行きたいと言い出したら危険信号。
実際に、海外旅行や沖縄旅行のパンフレットなどを取り寄せたり、インターネットの履歴に
他県についての情報や海外についてのサイトが残されている場合は蒸発を企てているサイン。
携帯やパソコンの履歴は有力です。
普段はルーズで散らかしっぱなしなのに、急に整理整頓し始めた時も注意してください。
クレジットカードや携帯電話の名義を借りたがる
支払を滞納したり、過去に金融事故を起こしていると、ブラックリストに掲載されてしまいクレジットカードが作れなくなったり、携帯電話も契約できなくなります。
通常、カードや携帯電話は自分の名義で作ることが当たり前です。
それなのに他人の名義を借りたがる場合、既にブラックリストに掲載されており契約不可能である可能性が高いと言えるでしょう。
ブラックリストに掲載されてしまっても、普通の考えを持っている人ならば他人の名義を借りようとはしません。
もし借りようとしてきたら危険のサイン。蒸発前にあなた名義のカードを限度額いっぱいまで利用しようと考えていることは間違いありません。
借金の存在を打ち明ける
蒸発の原因のトップが借金です。
借金があることを打ち明けてきた場合、要注意。
同情を誘い、借りられるだけ借り、そのまま蒸発する可能性大です。
これまで借金を隠していた相手ですと、借金を打ち明けてきた時点でこちらを見限っています。
大切な相手には借金を隠したいもの。
それなのに打ち明けてきたという事は、最後にお金を借りて持ち逃げできたらいいな、と
考えているのでしょう。
他に良い相手が見つかったため、もう用済み、搾り取れるだけ取っておこうとなるのです。
親が病気だから治療費が必要、仕事でミスをしたから大金が必要、といって話を切り出してきたら
蒸発前のサインですので、警戒を怠らないようにしてください。