配偶者が不倫旅行!今すぐ不倫や浮気を問いただすべき?不倫旅行の見抜き方とは
配偶者が不倫をしているだけでも怒りが収まりませんが、中には不倫相手との旅行に出かけることもあります。最近では海外旅行が難しいため、国内旅行を楽しむ不倫カップルも多いのだとか……。
配偶者が不倫旅行していると、怒りに我を忘れて相手を問い詰めたくなりますよね。しかし、それは良い手段とは言えません。今回は不倫旅行が分かったとき「すぐ問いただすべきかどうか」、また不倫旅行の見抜き方を解説します。
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不倫旅行は相手に夢中になっている証拠?
不倫をするだけでも許せないのに、楽しく旅行に行くのは許せない。「不倫相手とは親密な仲に違いない」と思う方も多いでしょう。しかし、一度考えたいのは不倫相手と旅行にいくだけで「相思相愛」かは断定できない点です。
不倫相手と会うだけなら、不倫相手の自宅やホテルでも可能です。それでも旅行にいく意味はなんでしょうか。
- 相手と親しい仲になりたい
- 相手と新しい経験を重ねたい
など、仲を深めるために旅行を計画する不倫カップルは多いです。恋愛で言うと始まりたてで相手の反応や一緒にすることに新鮮味を感じている状態。本当に一緒にいたいと思うのなら、半同棲する程度に不倫相手の家に入り浸りになるはずですから、旅行の段階では不倫が本気かどうかは見極められません。
不倫旅行はどう見破ればいいの?
不倫相手と旅行に行くのは、相当思い切った行動です。手配の最中に家族に気付かれることも、また不倫相手とホテルを予約すると「不倫しています」と公言するようなものです。旅行にいく口実も作らなくてはなりません。
そのため、不倫旅行はいわば不倫の証拠を押さえるチャンスでもあります。見破り方を見ていきましょう。
パソコンやスマホをチェックする
配偶者のスマホを見るのはおススメできませんが、配偶者のSNSのチェックはご自身のスマホからでも可能です。共有しているパソコンがあれば、検索履歴が残っている場合があります。
まず、SNSをチェックしてみましょう。SNSの中でも旅行に行った事実を投稿しやすいのはインスタグラム、X、フェイスブックです。フェイスブックは本名での登録が基本なので、アカウントを見つけやすいかもしれません。そこに「〇〇に行く予定」や「観光地に行ってきた」などの投稿がないかをチェックしましょう。家族で行った覚えのない場所であれば、不倫旅行の可能性は高いです。
パソコンの検索履歴には、当然観光地やホテルを調べた形跡があります。ホテルの予約をパソコンからする方もいるかもしれません。予約サイトを使ってホテルを利用したなら予約履歴が残っているはずなので、もし情報が得られたらスクリーンショットやメモで記録しておきます。それ自体が証拠にならなくても、後ほど調べる時に有効活用できます。
クレジットカードの明細歴を調べる
旅行は何かとお金がかかるもの。宿泊施設の利用料金から高速道路料金、食費も必要です。また不倫相手との記念すべき旅行なので、プレゼントを用意することもあるでしょう。その際に、クレジットカードを使うと明細に残ります。
一度不倫旅行が怪しいと思ったら、普段は見ないかもしれませんが、クレジットカードの使用履歴をチェックしておきましょう。馴染みのない店や使用履歴が出てきたら、スマホで調べることでどこにある店舗かわかります。
自家用車を調べる
もし旅行に車を持って行くのなら、自家用車の中には不倫旅行の証拠がたくさん詰まっています。カーナビゲーションには走行履歴や検索履歴が、車内には旅行中に落とした不倫相手の私物が残っているかもしれません。座席の位置もチェックしておくとよいでしょう。長時間座るためにはリクライニングや座席位置を動かした可能性もあり、その形跡があると「不倫旅行で自家用車を使った」という推測ができるからです。
また、きわどいところですがガソリンの使用状況や走行距離もチェックしておきましょう。旅行の口実にもよりますが、近場に行くはずだったのにやたら走行距離が伸びていると怪しいと言えます。ガソリンが極端に減っている場合も、怪しむ必要があるでしょう。
探偵・興信所に依頼する
もし旅行の日程が分かっていれば、その日にあわせて探偵や興信所に不倫調査を依頼するのもおすすめです。旅行であれば二人きりで宿泊し、当然不貞行為もあるでしょう。その一部始終を写真や動画で収めれば、不倫の確実な証拠として扱えます。
一点注意したいのが、できるなら旅先の土地勘がある探偵・興信所を選びましょう。支店を持つ大手興信所や出張経験のある探偵だと安心ですね。
旅行に行った形跡はあるけれど、依頼が間に合わない場合でも大丈夫。不倫カップルは旅行で仲を深め、その後必ず二人きりで会うからです。旅行中に撮った写真を渡し合ったりおみやげを交換したりその際に約束したデートをしたりするでしょう。そのタイミングを狙って調査すると成果が現れるかもしれません。
配偶者が不倫相手と旅行した後の証拠集め
不倫の痕跡を見逃さない
SNSの書き込みをチェック
配偶者の不倫、あるいは浮気が疑わしい場合、まずはSNSの書き込みをチェックすることから始めましょう。不倫相手との気になるメッセージのやり取りや、二人が一緒に写った写真などがアップロードされていないか確認します。SNSは現代において不倫がバレる引き金になっているケースが多いのです。彼氏のSNSをよく確認しましょう。そこに不倫を隠したい心理が隠れているかもしれません。
通話履歴や位置情報にも注目
通話履歴にも気をつけましょう。夜遅くまでの長時間通話や、頻繁な通話は不倫の可能性があります。最近のスマートフォンなら位置情報も確認できるので、状況が怪しければ場所の特定もできます。配偶者が「出張」や「仕事が遅くなった」と言い訳をしていないか、注意深く見守る必要があります。
ただし、位置情報を確認するときは注意が必要です。例えば、SNSへの投稿で位置情報を知ったなど、公開されている情報なら問題ありません。しかし、配偶者のスマートフォンに無断でアプリをインストールして、位置情報をリアルタイムで把握できるようにした場合は、罪に問われる可能性があります。
現金の動きも重要なサイン
現金の動きにも注目しましょう。不倫には旅行代や贈り物代など、かなりのコストがかかります。急に現金が消え、理由が説明できなければ、やはり不倫のリスクが高まります。既婚者同士の不倫の場合は特に、高額な出費につながることが多いため、家計の動きを見ておく必要があるのです。
また、詳細な履歴を得るために、配偶者が現金を利用できる環境を用意しないことも大切です。お小遣い制にして必要最低限の金額だけ現金で渡すなどして、クレジットカードの利用を促すのです。そうすれば、履歴が残るため、どのような目的でいくら使用したのか後からわかります。ただし、あまりにも現金を使えないようにすると、隠れてカードローンなど消費者金融を利用することがあります。そうなると、債務が増えて別の問題が発生するため、バランスが大切です。
探偵会社に調査を依頼
探偵の役割と長所
不倫の証拠を完全に収集するには、探偵会社に調査を依頼するのが確実です。探偵には、不倫調査に長けたプロフェッショナルが多数所属しています。尾行やゲリラ的な監視、さらには録音・録画まで行い、確かな不倫の証拠を集めてくれます。
適切な探偵会社の選び方
探偵会社は数多くありますが、信頼できる業者を選ぶことが重要です。実際に依頼した人の口コミを参考にするなどして、知名度のある会社に絞り込むことをおすすめします。相見積もりを取って、適正な料金かどうかも確認しましょう。
また、金額を含めて見積の内容をきちんと説明してくれるかも大切です。例え、見積書の細かい内容であっても、質問に答えるのを拒否したり、面倒だという態度を見せた場合には要注意です。探偵も一人の人間です。もちろん、探偵としての能力も大切ですが、相性も大切です。調査が長引く可能性もあるため、できるだけお互い気持ちよく調査を進められるよう協力しあえる相手を選びましょう。
探偵調査にも留意点がある
ただし、探偵調査には法的な制限があることも覚えておく必要があります。例えば、不当な方法で個人情報を収集したり、住居の勝手な侵入を行ったりすると、逆に探偵会社側が違法行為に問われかねません。適切な範囲での調査を求めましょう。
探偵は最寄りの警察署を通じて都道府県の公安委員会に届け出たうえで業務を行っています。そのため、尾行や監視そのものが法律違反になるわけではありません。しかし、探偵の中には夫婦の共有財産以外のものにGPS発信機を取り付けるなど、違法行為に及ぶ者もいます。契約時にはどのような方法で調査を行うのか、その中に法律に抵触する行為はないか、事前に確認しておく必要があります。
自力での証拠収集
写真やメールのやり取りを残す
探偵を雇う経済的な余裕がない場合は、自力で証拠を集めるしかありません。不倫現場の写真を撮影したり、不倫相手とのメールのやり取りを残したりするなどの対応が考えられます。直接的な証拠があれば、離婚や慰謝料請求の際に有利になります。
ただし、その場合でもどのような証拠が有力になるのか、最低限のアドバイスを弁護士等からもらうことも大切です。
GPSロガーなどのツールを活用
最近ではGPSロガーやスパイカメラなどのツールを使って証拠を収集する方法もあります。しかしこれらは合法的な使い道と違法な使い道があるため、使用の是非を慎重に検討する必要があります。プライバシー侵害に当たらないよう気をつけましょう。
証拠を改ざんしない
自力で証拠を収集する際は、それらを改ざんしてはいけません。改ざんされた証拠は無効となり、場合によっては反証に使われかねません。証拠は客観的で正確なものでなければ、法的な効力が発揮できません。不倫に苦しむあまり、ねつ造や改ざんに走らないよう気をつけましょう。
弁護士に相談することが賢明
弁護士に期待される役割
不倫の証拠を集めたら、次は弁護士に相談するべきです。弁護士には、今後の方針を立案してくれる大切な役割があります。証拠の分析や離婚手続き、示談交渉や慰謝料請求といった法的手続きを適切にアドバイスしてくれます。
適切な弁護士の選び方
弁護士の選び方も重要です。離婚問題に詳しい専門家を選ぶよう心がけましょう。複数の弁護士が在籍する事務所に所属する弁護士なら、手続きにも熟練しているはずです。料金体系なども確認し、納得のいく弁護士を見つける必要があります。 ただし、弁護士も人間なので相性があります。 どうしても合わないと感じたときは、同じ事務所の別の弁護士に交代してもらったり、他の事務所の弁護士を探すようにしましょう。あるいは友人や知人から弁護士を紹介してもらうのもよいでしょう。
弁護士との打ち合わせが重要
弁護士に不倫の事実関係を正確に伝え、十分な打ち合わせを重ねることが何より重要です。弁護士に隠し立てすれば、的確なアドバイスが得られなくなります。信頼関係を構築し、弁護士の力を最大限活用できるよう協力することが肝心なのです。
また、現在把握している情報や、手元にある証拠を時系列で整理しておくことも大切です。整理しておくことで弁護士の理解が早くなるばかりでなく、誤解や勘違いなどの行き違いも少なくなるでしょう。
証拠に基づき、次の行動を
離婚を選択するか否か
弁護士との協議を経て、離婚するかどうかを最終的に決める必要があります。不倫が許せず、今後も婚姻関係を継続できないと判断すれば、離婚に踏み切りましょう。家族や子供の存在なども総合的に勘案し、冷静に判断することが求められます。
示談交渉の可能性
離婚する場合でも、訴訟に進む前に示談交渉をすることをおすすめします。示談が成立すれば、慰謝料の支払いなどで円満に解決できる可能性があります。弁護士からの適切なアドバイスを仰ぎ、示談交渉の是非を検討しましょう。
裁判に備える
示談交渉でも解決が難しければ、裁判に臨む覚悟が必要です。離婚訴訟となれば、確実な証拠が要求されます。弁護士と協力して、十分な証拠を準備し、勝訴に向けて対応することが肝心です。
不倫調査にかかる探偵費用
不倫調査に必要な調査項目
直接調査
不倫調査で最も重要な調査項目が、対象者の直接調査です。専門の探偵が、対象者の行動を尾行したり、待ち伏せをしたりして、不倫の現場や関係者を確認します。直接調査は、確実な証拠を得るために欠かせません。対象者の行動パターンが掴めない場合には、調査の期間が長くなったり、範囲が広くなったりする場合もあります。
周辺環境調査
さらに、不倫が疑われる場所の周辺環境調査も行われます。住居周辺や職場付近などをくまなく調べ、不倫の痕跡を探します。時に、防犯カメラの映像を調べて不審な動きを確認することもあります。ただし、防犯カメラの映像を調べるには、相当な理由とコネクションが必要になります。警察のように開示にすぐに応じてくれるという感覚は持たないほうがよいでしょう。
資産調査
不倫には、高額な贈与や浪費が伴うことが多いため、資産調査も重要視されます。対象者の預金通帳の動きや不動産の状況、クレジットカード利用状況などをチェックして、不自然な金銭の動きを探ります。
デジタル証拠調査
最近では、デジタル機器からの証拠収集も大切な調査項目になっています。対象者のスマートフォンやパソコンを解析し、メールやSNSのやり取り、通話履歴、位置情報などを分析して不倫の証拠を探します。SNSの場合は複数のアカウントを持っている場合もあります。一つのアカウントをチェックしただけで安心せず、ほかのアカウントを作っていないか確認することも必要です。
不倫調査の費用相場
直接調査の費用相場
直接調査は、人件費がかさむため、最も費用がかかる調査項目です。大手探偵会社では1日あたり10万円以上かかることもあり、土日や深夜は割増料金になります。もちろん調査内容によって費用は変動しますが、それだけ人手や手間がかかるということです。
周辺環境調査の費用相場
周辺環境調査は、交通費や駐車料金などがかかるため、費用は調査範囲によって変動します。日数に応じておおむね10万円以上が一般的な費用相場です。
資産調査の費用相場
資産調査では、公的機関からの資料取得費用や、金融機関への問い合わせ費用などがかかります。おおむね10万円〜15万円前後が目安になります。
総合的な不倫調査費用
標準的な調査費用の例
不倫調査では、上記の調査項目をすべて行うのが一般的です。そうした場合の費用を大手探偵会社の事例でみると、2週間程度で60万円前後が標準的な費用になります。
調査期間による費用の変動
ただし、調査期間が長くなれば、それに応じて費用も高くなります。1か月を超える長期調査になれば、100万円を超える可能性があります。
総額イメージ
不倫調査全体を通して、総額100万円前後が費用の目安と言えるでしょう。ただし、状況によっては200万円以上にもなりかねません。予算には余裕を持たせる必要があります。
費用の支払い方法
一括払い
多くの探偵会社では、最初に一括前払いを求められます。効率的な調査を行うためにも、一括払いが無難です。
分割払い
一括払いが難しい場合は、分割払いも選択肢の一つです。先払い分と後払い分に分けるなど、事前に相談して決めましょう。ただし、分割払いだと割高になる可能性があります。
立替払いの活用
弁護士と連携している探偵会社に依頼すれば、立替払いを活用できるケースもあります。弁護士が調査費用を一旦立て替え、後に示談金などから精算する方法です。
費用を抑える工夫
自力でできる調査
デジタル証拠調査など一部の調査は、自力でも可能です。自分でスマートフォンのメールなどをチェックすれば、探偵への支払い費用が抑えられます。ただし、配偶者のスマートフォンでも盗み見たパスワードを使って勝手にログインすると、罪に問われる可能性があります。また、当然ですが指紋認証を用いたロックがかかっている場合は、本人(本人の手)でなければロック解除できません。
弁護士の助言を仰ぐ
弁護士に相談すれば、合理的な調査範囲や方法をアドバイスしてもらえ、無駄な費用を抑えられます。適切な助言が重要です。不倫の証拠を集める目的は、示談や裁判を有利に進めるためです。その目的にそぐわない証拠は必要ありませんので、必要な証拠から優先順位をつけて探偵に調査を依頼するようにしましょう。
探偵会社の選定が重要
信頼できる地元の探偵会社を選ぶことで、適正な費用で高品質の調査を期待できます。大手過ぎず小規模過ぎない探偵事務所を選ぶのがベターでしょう。
見積金額以上に調査費用が高くなる要因
調査対象者の動きが激しい場合
調査対象者の動きが活発で、尾行が難しかったり、新たな情報が続々と出てきたりすると、想定以上の追加費用が発生します。
調査に予期せぬ転機があった場合
初期の見積りとは違う展開になり、追加の調査が必要になれば、当然費用は高くなります。不倫に絡む予期せぬ事態が発生した場合も同様です。依頼者からすれば些細なことかもしれませんが、徒歩や自転車で調査できる見積もりだったのに、車両が必要になっただけで、調査日数によっては費用が高くなります。
長期間の調査が必要になった場合
調査期間が長期化すれば、それだけ費用も高額になります。数か月に及ぶ長期調査は避けられないケースもあり、その際の費用増は覚悟が必要です。
まとめ
配偶者が不倫相手と旅行に行くのは、不倫に真剣になっているからと不安になる方も多いです。また、事実を知った瞬間は「家族旅行も十分にしていないのになぜ」と怒りたくなるかもしれません。しかし、まずは冷静に事実を確認し証拠を揃えるのが大切です。
不倫旅行は許しがたいものですが、考えを変えると不倫の証拠を掴む絶好のチャンスでもあります。強く問いただすことなく、不倫の証拠をたくさん揃えるつもりで敢えて泳がせても構いません。本格的に調査するときは、探偵や興信所に調査を依頼しておきましょう。自分ひとりで調べるよりもより効率的に調査でき、素早く結果が分かります。旅行先を調査する場合は、出張費用がどのくらいかかるのか、事前の打ち合わせは大切です。
決して泣き寝入りしないよう、不倫旅行には毅然とした態度で、その後のために行動するようにしてください。一人で解決しようとせず、専門家の意見も参考にしてみてくださいね。
この記事の著者:探偵社PIO 浮気・素行相談員 S.Y
浮気・素行・離婚関連の相談員プロフェッショナル。相談員歴8年。
年間400人以上もの相談を受けている。
関連タグ: 浮気・不倫
探偵社PIO編集部監修
本記事は探偵社PIOの編集部が企画・編集・監修を行いました。