海外では日本と不倫事情が違うって本当?考え方を比較解説
ニュースやSNSを見ると、「芸能人の不倫報道」「離婚報道」などで不倫を目の当たりにすることは多いですよね。不倫という言葉だけでも嫌悪感が募り、「いやなイメージを抱く」という方がほとんどです。
しかし、どことなく海外では不倫に対して寛容と想像していませんか?今回は気になる日本と海外の不倫事情を比較してご紹介します。
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目次
不倫が多い国とは?
相模ゴム工業株式会社が行った調査によると、不倫率が高い国は以下のような結果になりました。
1位タイ
2位デンマーク
3位イタリア
4位ドイツ
5位フランス
6位ノルウェー
7位ベルギー
8位スペイン
9位イギリス
9位フィンランド
(引用元:https://www.sagami-gomu.co.jp/project/nipponnosex/love_sex.html)
TOP10の中に日本は含まれていません。国内では不倫報道が盛んにおこなわれていることから、「日本人は不倫しやすいのではないか」と思う方もいるかもしれませんが、実際にはそう多くないことが分かります。
1位のタイの不倫率を見てみると、56%。夫婦の約半分の割合で不倫が起きているようです。対して日本は全体の21%で不倫経験があるとされており、世界の中で比べると少ない方と言えます。
世界の「不倫に対する考え方」
不倫率が高い国を見てみると、「なぜタイが1位なの?」「ヨーロッパは浮気性な人が多い?」と疑問に思うことがたくさん出てくるかと思います。
ここからは世界各国の不倫事情を見ていきましょう。
タイ
アジアの中で唯一ランクインしたタイ。不倫率が高い原因は、男性・女性ともに「恋愛に対して積極的」であることが挙げられます。
もちろんタイの夫婦全員が不倫を容認しているわけではありませんが、「素敵な恋愛ができるチャンスがあれば逃さない」と考えている方は多く、婚前から二股・三股をかけることもよくある光景なのだとか。
ただし、タイ人女性感が鋭く不倫が発覚して修羅場となることも多いです。それでも不倫率が高いのは、「既婚者でも恋愛したい」という積極性と自由な考え方が要因のひとつなのかもしれません。
アメリカ・イギリス
自由な考え方と生き方が可能とイメージされることの多いアメリカ。不倫に対しても寛容かと思いきや、訴訟大国であるアメリカでは意外と不倫は多くありません。訴訟によって多額の賠償金や慰謝料が発生する恐れもあり、「不倫はリスクが高いもの」として認知されているようです。
また、アメリカ人の多くが信仰しているキリスト教プロテスタントでは不倫は罪とされています。不倫に否定的な人が多く、「いけないこと」と考えている人も多いです。
同じようにキリスト教プロテスタントの信仰者が多いイギリス。不倫は罪だと意識されており、また周囲からの評価を気にする国民性もあるため不倫率は低いとされています。
フランス・イタリア
隣国関係にあるフランスとイタリア。フランスでは不倫は法的に何の問題もなく、上記に挙げた国と比べると不倫に対して寛容な考えを持ちます。
そもそもフランスでは入籍して法的な結びつきのある「夫婦」になるカップルは少なく、パートナー制度を利用したり事実婚であったりする人も少なくありません。過去に大統領が不倫したと報道されましたが、さほどイメージダウンにはつながりませんでした。日本だと考えられない出来事です。
イタリアも不倫率が高い国ですが、この理由として「イタリア人男性は恋愛に積極的」であることが挙げられます。女性に気軽に声をかける男性も多く、恋人がいても浮気を繰り返す人もいるようです。
ロシア
「不倫」と聞くと、「ニュースでは見るけれど身近なものとしては無縁」と考える方も多いでしょう。しかし、ロシアでは不倫は珍しくありません。大人の嗜みとして捉えられていることもあり、夫婦間で不倫は暗黙の了解となっています。
ロシアの代表的な文学の中にも、不倫は多数出現します。もちろん全員が「不倫は悪いこと」と考えていないわけではありませんが、あまり否定的な意見を持たない方は多いようです。
アジア諸国
日本も属しているアジア諸国。近国である韓国では、2015年まで不倫をすると懲役が科せられる姦通罪があるなど、不倫に対して批判的な意見が主流でした。また、中国でも比較的不倫は悪いものという意識が強く、不倫率は低めです。
ただし、日本も含めるこうしたアジア諸国では恋愛・結婚に対して開放的な意見が採用されることも多く、次第に離婚・不倫が増えています。国内で考えてみても、近年より前は「離婚は珍しい」とされていましたよね。しかし、現在では離婚する夫婦は珍しくなく、男女性別を問わず独立した生き方を望む方も多いです。
その中でもフィリピンでは、姦通罪がいまだ存在します。禁固刑にもなる罪ではあるものの隠れて不倫するケースも少なくないとされています。
日本で不倫すると?
世界での不倫に対する考え方をご紹介しましたが、改めて国内では「不倫するとどうなるのか」を説明します。
「有責配偶者」となる
不倫が発覚したら、不倫をした側が「有責配偶者」となります。された側は不倫を理由に離婚を請求することができ、また有責配偶者は「離婚したい」と訴えても棄却されることがほとんどです。
慰謝料請求の対象となる
不倫はパートナーに対して精神的苦痛を与えるもの。その代償として慰謝料が請求されることがあります。復縁を選んだとしても慰謝料請求は可能で、離婚・別居となればさらに額は上がるでしょう。
不利な条件で離婚することも
財産分与とは離婚時に発生する「夫婦の共有財産を二人で分けること」。不倫をしたからといって財産分与がなされないことはありませんが、不倫が原因で離婚するとほとんどの場合が不倫した側が失うものが多い条件が科されます。
まとめ
海外での不倫に対する考え方はさまざまです。日本国内と比較すると、驚くような考えもあったかもしれません。国内でもグローバル化が進み、恋愛や結婚に対して開放的な思考を持つ人も増えました。けれども、現在のところ不倫は民法上問題のある行為とされています。
不倫に対する適切な処置をするためには、証拠を掴むことが大切。パートナーの不倫で悩んだら、弁護士や探偵などの専門家に相談するのがおすすめです。
この記事の著者:探偵社PIO 浮気・素行相談員 S.Y
浮気・素行・離婚関連の相談員プロフェッショナル。相談員歴8年。
年間400人以上もの相談を受けている。
関連タグ: 浮気・不倫
探偵社PIO編集部監修
本記事は探偵社PIOの編集部が企画・編集・監修を行いました。