携帯電話・スマホによって浮気が簡単になったこれだけの理由

現代の浮気事情について考えるとき、携帯電話あるいはスマホ(以下「スマホ」)を避けて通ることはできません。
総務省の統計によると、1998年の国内携帯普及率は約20%ですが、5年後の2003年には60%、さらに5年後の2008年には77%と、西暦2000年頃から爆発的に普及しました。現在2020年ではほぼ100%と言ってもいいですし、人口:台数は100%を超えています。
スマホの利点はいつでもどこでも電話で連絡が取れることですが、それは同時に、所有者本人とダイレクトに連絡が取れるということです。
不倫にとって、これほど好都合な道具はありません。
小学生から既婚男女に至るまで、スマホを使えば全く誰にも知られることなく、日常会話から不倫の待ち合わせまでを可能にしました。
当然、浮気にも用いられます。スマホは浮気をいとも簡単なものにしてしまったのです。
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昔は、固定電話で浮気がバレた
世の中に携帯電話が普及するはるか昔、家庭にある電話は黒電話でした。丸いダイヤルを「ジリジリ・ジリジリ」と回すタイプで、ドラマ「金曜日の妻たちへ」の主題歌「恋に落ちて」には、
『ダイヤル回して 手を止めた』
という歌詞があります。

その後番号はプッシュ式になりましたが、電話は家に1台か2台、かかってくれば家族の誰かが出て誰かに取り次いだものです。何気ないこうした行動を通して、家族の交友関係は、家族の誰もが知っていたと言えます。
しかし、電話は玄関や廊下、あるいはリビングにありましたから、家族の誰かに聞かれて困る会話は、非常にしにくいものでした。
いわば、電話が浮気防止の抑止力となっていた面は否定できません。
この時代、電話の会話をこっそり聞かれたり、リダイヤルで相手を突き止められたりするのが、浮気発覚の一つのきっかけだったと言えます。
事実、不倫していた夫がかけた電話を妻がリダイヤルしたら若い女性が出て、それがきっかけで浮気が発覚し、重大な事件が起きたということさえありました。
携帯によって浮気はとても簡単になった
しかし携帯電話が登場した途端、自宅にきた電話から浮気が発覚することはなくなりました。もちろん夫や妻の携帯をチェックすれば分かるかもしれませんが、夫婦であっても通常はチェックしないものです。
浮気の当事者にとっては、いつでも、どこでも、特定の相手と直接連絡を取れるという、実に都合のいい道具が登場したのです。

ただし電話で会話すると必然的に声を発しなければなりませんから、携帯での会話にはまだ時間と場所の制約がありました。自宅いる間に浮気相手から電話がかかってきては同じことです。
しかし次に述べるメールは、音も発せずに他者との連絡を可能にしました。
車や家電製品と同様、科学技術の進歩とそれを生かした新商品は、人間のライフスタイルを根本から変えてしまうのです。
メールとLINEなら音も出ない
スマホにはマナーモードがありますし、無料通信アプリLINEは特定の相手の着信音を消すことができます。
これによって、浮気の約束や待ち合わせは、会話もせず、音も出さず、誰にも気づかれず、できるようになりました。
ベッドでも、トイレでも、音も出さずに特定の相手と連絡が取れる、文面で愛を囁くこともできる・・・家庭に黒電話が1台あった時代からは想像できない世界が出現しました。
浮気する者にとって、これほど便利な道具はありません。
夫と妻がリビングにいて、夫はスマホを触りながら世間話をしている。でもメールやLINEの文面は、不倫の約束だった・・・などという光景は、今や映画や小説だけの話ではありません。
SNSでの出会い
スマホは、既知の人間関係の連絡を気づかれにくくしましたが、インターネットにつながることによって、新たな出会いも可能となりました。
それは、いわゆる出会い系サイトやSNSです。
男性向け・女性向けを問わず、書店やコンビニに売られている雑誌にはそれらの派手な広告があって美辞麗句を謳っています。特に女性は使用料が格安で、アクセスすれば、思いがけず素敵な出会いがありそうだ、そんな期待を持たせる雰囲気があります。
また検索サイトからでも、それらサイトには容易にたどり着くことができます。
実際に行えば配偶者に対する重大な裏切りとなりますが、IT技術が浸透した社会では、タブーとされる行為さえも、数回のクリックや画面タップで容易にたどり着けてしまいます。
操作が容易であれば、足を踏み入れるのも容易です。趣味のサークルで知り合った女性に、メールアドレスやLINEのIDを聞けば、文字だけの会話はすぐスタートできます。その過程で意気投合すれば、いつしかこっそり会うでしょう。そうなれば、男女の関係になるのに時間はかかりません。
スマホの操作が簡単なら、不倫の入り口の敷居も低くなります。そうなれば、その先に行き着くのも簡単になってしまいます。
携帯は諸刃の剣
携帯が持つそのような特性から、浮気している方はとにかく携帯が気になってしまうようです。
洗面所やトイレに必ず持って行ったり、パスコードでロックをかけたりと、浮気が発覚するのは携帯からという場合も多いようです。
文明の利器である携帯は浮気するには便利なツールですが、一方では発覚する入口にもなってしまいます。
また、軽い気持ちでアクセスした出会い系サイトが原因で、犯罪に巻き込まれる場合もあります。詐欺や恐喝、「リベンジポルノ」まで、軽い気持ちや不注意が思わぬ事態を招くこともあり得ます。
良くも悪くも、携帯の功罪は非常に大きいと言えます。
浮気常習者の巧妙な手口を紹介
スマホが普及し浮気する当事者も長く使っていると、何とかして浮気を継続しようとして手口が巧妙化してきます。
例えば固有名詞を違う名前で登録するという方法です。

女性の名前が「山田美子」だったら、「田山良一」などとスマホに登録し、よく待ち合わせするカフェを「○○商事営業所」と置き換えるように申し合わせます。
すると、
部下の田山良一に送った「今日の午後3時、○○商事にて打ち合わせ」
というメールやLINEは、実は、
浮気相手に送った
「今日の午後3時、いつものカフェで(軽く飲んでそれからホテル)」
という意味であるわけです。
こうなると、妻が夫のスマホをチェックしても、まず見分けがつきません。
それを解決するためには、夫の行動と共に監視・追跡をしなければ真実はつかめません。
それが可能なのは、探偵事務所に代表されるプロだけです。
“夫が浮気しているようだが、証拠がない、しかしどう見ても怪しい、女の勘では絶対クロだ”
あなたがもしそう感じていたら、まずはご相談ください。無料にて電話またはメールでご相談を承っております。
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探偵社PIO編集部監修
本記事は探偵社PIOの編集部が企画・編集・監修を行いました。