「間接証拠」は弱い?「間接証拠」と「直接証拠」の違いとは
パートナーの不倫を実証する際に必要となってくる「証拠」。証拠には「間接証拠(状況証拠)」と「直接証拠」の2つがあり、どちらも民事裁判では重要な「実質証拠」になります。この2つには一体どんな違いや特徴があるのでしょうか。
今回は、間接証拠と直接証拠の違いについてご紹介していきます。
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「間接証拠」は弱い?「間接証拠」と「直接証拠」の違いとは
「直接証拠」とは?
直接証拠とは、「主要となる事実を直接的に証明することのできる証拠のこと」をいいます。
例えば、契約書や当事者の供述は直接証拠です。「契約があった」という事実が立証されるので、効力のある証拠として扱われます。
また、刑事裁判では、被害者や目撃者の犯行目撃証言や被告人の自白などが「犯行」に対する直接証拠になります。
これを不倫のケースに当てはめると、「パートナーと不倫相手に肉体関係があった」と断定できるものが直接証拠となります。
具体的には「ラブホテルへの出入り写真」が最も有効で効果的なもの。
ただし1度のみでは不倫の常習性の立証が難しいため、3回以上のラブホテルへの出入り写真があるのが理想的です。
もちろんラブホテル以外でも、不倫相手の家やシティホテルでも性的関係を持つことはできますが、「肉体関係は無かった」と言い訳をされることも多いため、ラブホテルに比べると直接証拠としては弱くなってしまいます。
また、パートナーが自宅や車内などで不倫相手と会っている場合には、自宅や車内にカメラを用意することで性交渉の映像が得られる場合もあり、これも強い直接証拠になります。
このような写真や映像は不倫をしている人の携帯電話の中に残っている可能性もあるので、なかなか証拠が得られない場合にはチェックしてみるのも1つの方法です。
「間接証拠(状況証拠)」とは?
間接証拠とは、「主要事実を推認させる事実があった」ことを証明する証拠のこと。
例えば、被告人が犯行時刻前後に犯行現場付近で目撃されていたり、犯行を行う動機がある場合、これは「間接証拠」であるといえます。
間接証拠は直接その事実を証明する証拠にはなりませんが、推認するための資料としては非常に大切なもの。
間接証拠は効力が弱いという意識がある方もいるかもしれませんが、直接証拠が「自白」などしかない場合、その供述に嘘や誤りが入っていたとしても有罪認定をされてしまうという危険性があるため、 直接証拠のほうがリスクが高いというケースもあります。
そして、不倫の場合の間接証拠は、「ラブホテルの領収書」「手紙」「着信履歴」「メール」「手帳」など。 これらの間接証拠は直接証拠にはなりませんが、積み重ねによっては有効な証拠にもなり得るため、しっかり安全な場所に保管しておくことが大切です。
不倫相手からの手紙や着信履歴、メールなどの記録と同日にホテルへの入室写真などがあれば、写真の説得力をより強くする効果も期待できます。
また、パートナーのメールの中でも、性的関係を推認させる内容のものが残っているケースも多いもの。
それらのメールを発見した際には、転送するのではなくスマートフォンやデジカメを使ってメールを写真として残すようにしましょう。
パートナーの不倫調査では、なるべくたくさんの直接証拠や間接証拠が必要になります。
とはいえ、あまり派手に動いてしまうと、相手に感づかれ先手を打たれるというリスクが高くなることも。尾行や録音などの証拠収集を自らで行ってしまうと、かえってミスを起こしやすいのです。
きちんと証拠を集め、パートナーの不倫を明らかにするためには、探偵や興信所などを利用して証拠を取ってもらうという方法が最も安全で確実です。
「怪しい……」と感じたらなるべく早く行動に移し、先手必勝でいきましょう!
この記事の著者:探偵社PIO 浮気・素行調査専門 Y.K
浮気・素行調査のプロフェッショナル。調査歴10年。
年間200件以上もの調査を行う。
探偵社PIO編集部監修
本記事は探偵社PIOの編集部が企画・編集・監修を行いました。