自分で浮気調査をするための手順と注意点を解説!法律リスクも合わせてチェック

彼氏が浮気をしていると感じたら、どんな行動をとりますか?確実な情報を得るには、探偵に調査を依頼するのが最も有効ですが、費用面から躊躇してしまうということもあると思います。
そこで、今回の記事では、自分で出来る彼氏の浮気調査と、注意点や法律リスク、調査できない場合の対処法などについて、詳しく解説します。
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自分で出来る浮気調査方法

ここでは、個人でも出来る浮気調査方法をご紹介したいと思います。方法の中には簡単なものから、リスクの生じるものもあるので、状況に合わせて対応するようにしてください。
彼氏の友人、知人から直接話を聞く
彼氏の浮気を疑ったら、共通の友人や彼氏の友人などに話を聞くのがお勧めです。彼氏の友人でも浮気に対して嫌悪感を抱く人は多く、彼女に対して協力的になってくれることが多いです。うまくいけば、浮気相手の特定や、浮気を行っている場所を把握することが出来るかもしれません。
ただし、友人の中には、彼氏の肩を持つ人もいるので、全ての情報を鵜呑みにしないように注意しましょう。
あえて浮気するタイミングを作って尾行、張り込みをする
彼氏の仕事が休みのタイミングや、二人が会う予定の日を中止にして、彼氏に時間的余裕を与え、浮気をしていないかチェックするという方法です。あらかじめ、浮気をしている相手や場所が特定できているなら、浮気の証拠を掴むことが出来るかもしれません。
ただし、行き過ぎた尾行や張り込みは、「つきまとい行為」としてストーカー規制法違反に該当する可能性があるので、やりすぎには注意しましょう。また、確実な情報が見つからない場合は無理をせず、他の方法を検討するのも大切です。
浮気調査アプリを利用する
浮気調査アプリを利用すれば、GPSから位置情報を特定したり、メールや電話の閲覧、画像、動画のチェック、LINEやSNSなどの投稿記録など、あらゆる情報をチェックすることができます。うまくいけば浮気の決定的な証拠が簡単に入手できるかもしれません。
ただし、この方法は、浮気調査アプリを彼氏のスマホにインストールする必要があるため、あらかじめ彼氏に許可を取る必要があります。仲の良い時に、話し合ってインストールできるようにしておくと良いでしょう。
※彼氏のパスワードを解除して(指紋認証、顔認証含む)勝手にアプリをインストールする行為は、違法行為に該当するので決して行わないようにしてください。
自分で浮気調査をする際の流れ
自分で浮気調査を行う場合、まずは冷静に計画を立てることが重要です。以下に、基本的な流れをまとめました。
- 浮気の兆候を確認する
パートナーの行動に変化がないか、浮気を疑う根拠を集めましょう。例えば、急に携帯を隠すようになったり、外出が増えたりした場合です。 - 証拠集めの計画を立てる
自分で調査する範囲や、どのように証拠を集めるかを計画します。SNSの投稿のチェックなど、どの方法が適切かを判断しましょう。 - 調査の実行
計画に基づいて行動します。相手の行動パターンを把握し、必要に応じて尾行や監視を行うことも含まれます。 - 証拠の整理と確認
集めた証拠を確認します。浮気調査の目的が事実確認であれば、証拠をまとめて検討します。彼氏と同棲中や婚約中の場合は、慰謝料の請求が可能な場合があるため、弁護士に相談しましょう。 - 法律的なリスクの確認
調査方法によっては法律に違反する可能性があるため、事前に確認しておきましょう。プライバシーの侵害に該当する行為は、訴えられるリスクがあるため、避けることが重要です。 - 専門家への相談も検討
自分で解決できない場合や、確実な証拠が必要な場合は、探偵や弁護士などの専門家に相談することを検討しましょう。
この流れを押さえることで、浮気調査を自分で行う際にトラブルを回避し、冷静に対応することができます。
自分で浮気調査をするリスク

自分で行う浮気調査は、好きなタイミングで始めることができる、自由度が高い、費用を抑えられる、といった特徴があります。しかし、探偵調査にはないリスクやデメリットもあるため、方法を間違えると最悪の結果になることもあります。
彼氏の友人、知人から信用されなくなる
彼氏の友人、知人に浮気調査の協力を求める際、彼氏の悪口や不満などを言ってしまうと、信用を失ってしまう可能性があります。たとえ彼氏が浮気をしている場合でも、友人に対して、彼氏の悪口や不満などをこぼさないように気をつけましょう。
まずは「浮気の事実」だけに着目し、全ての証拠が集まってから、どう対応するかを検討すると良いでしょう。
バレたら彼氏から信用されなくなる
どんな理由があっても、信頼している相手から調査されるのは、気分がいいものではありません。尾行や張り込みなら言い訳もできますが、隠れて私物のチェックをしたり、スマホを操作するなどの行為が発覚すれば、人としての信用を失いかねません。そうなれば、たとえ相手が浮気をしていたとしても、調査をした側が悪いことになってしまうでしょう。
自分で浮気調査をする場合は、「絶対にバレない」ようにする必要があります。
破局する可能性が高くなる
彼氏の浮気を暴くために始めた調査がきっかけで、結局は「別れる」という最悪の事態にも発展しかねません。「浮気をしている時点で別れる」と決めている人なら問題ありませんが、関係を修復してやり直したいと考えている人には、非常に大きなリスクと言えます。
また、調査がバレてしまうと、浮気が原因ではなく、調査が原因で別れるということになるので、そのリスクはさらに高いと言えるでしょう。
自分で浮気調査をする場合の注意点
自分で浮気調査を行う際には、いくつかの重要な注意点を押さえておく必要があります。間違った方法で調査を進めると、法律に抵触したり、パートナーとの信頼関係をさらに悪化させたりする恐れがあるため、以下のポイントに気をつけましょう。
冷静に対応する
感情的にならず、常に冷静に行動しましょう。衝動的にパートナーを追及したり、過度に疑ったりすると、関係が悪化し、証拠集めも困難になります。
確実な証拠を集める
誤解や誤判断を避けるため、確実な証拠を集めることが大切です。曖昧な行動やメッセージではなく、第三者にもわかるような明確な証拠を目指しましょう。
調査中に相手に気づかれないようにする
調査中にパートナーに気づかれてしまうと、証拠を隠される恐れがあります。慎重に行動し、常に相手に疑われないよう注意することが大切です。
倫理的な判断をする
調査が行き過ぎてしまうと、信頼関係を完全に崩してしまう可能性もあります。浮気の事実が確認される前でも、過度に疑うことは慎重に考える必要があります。
法律を守る
浮気調査で得た証拠を集める際、プライバシーの侵害や不法侵入などの違法行為に触れないようにしましょう。違法行為があった場合、刑罰や慰謝料を請求されるなどの可能性があるため、慎重に行動することが求められます。
自分で浮気調査をする場合、これらの注意点を理解しておくことで、無用なトラブルを避け、より効果的に調査を進めることが可能になります。
自分で浮気調査する場合の法律リスク
浮気調査を自分で行う際には、法律に違反しないよう慎重に行動することが重要です。以下に、浮気調査に関連する主な法律リスクを解説します。
プライバシーの侵害(民法709条)
パートナーのスマホを無断で調べたり、スマホ内のメールやSNSの内容を確認することは、プライバシーの侵害にあたる可能性があります。また、不正アクセス禁止法にも違反する可能性があるため注意が必要です。
住居侵入罪(刑法第130条)
パートナーの行動を確認するために、無断で部屋や住居に立ち入ることは、住居侵入罪に該当する可能性があります。証拠を集めるためでも、許可のない立ち入りは避けましょう。
盗撮(軽犯罪法違反第1条)
スマートフォンのカメラ機能などで証拠写真を撮影する場合、盗撮にならないよう公共の場所での撮影に限定する必要があります。衣服を脱ぐ可能性のある場所、例えば、彼氏の部屋にカメラを設置するなども違法となります。
尾行(ストーカー規制法第2条第1項第1号)
しつこく尾行を続けると、ストーカー規制法違反に問われる恐れがあります。
自分で調査できない場合の対処法

前述した通り、自分で行う浮気調査にはさまざまなリスクがあり、最終的には多くのものを失ってしまうことも考えられます。そこで、ここでは自分で調査するのが難しい場合の対処法について、対応策をご紹介します。
探偵に調査を依頼する
調査のプロである「探偵」に調査を依頼するのが最も安全です。調査内容によっては、費用が高くなってしまうという点はありますが、「バレるリスク」や「法的な問題」、「その他、トラブルの回避」という点で優れており、ほとんどの不安要素が解消されるでしょう。
また、探偵社には相談窓口が設置されているので、依頼する前に、調査内容や費用、その他不安な点に関して相談することが可能です。まずは、無料相談などを利用し、信頼できる探偵社を選ぶことから始めてみましょう。
弁護士に相談する
「婚約している」「事実上の内縁関係」という場合は慰謝料請求も可能なので、弁護士に相談するというのもお勧めです。弁護士の中には、探偵社と連携をとっているところもあるので、相談することで、信頼できる探偵社を紹介してもらうこともできると思います。
現在の状況や、浮気の経緯、今後どうしたいのかなど詳しく話すようにしてください。
彼氏の浮気がわかったらどうする?

彼氏の浮気が発覚した場合、冷静な対応が重要です。感情的に行動してしまうと、状況がさらに悪化する可能性があるため、まずは以下のステップを踏んで慎重に対応しましょう。
冷静に状況を整理する
浮気が事実であると確認できた場合、まずは感情を落ち着け、状況を冷静に把握することが大切です。証拠が確かかどうかを再確認し、次のステップに進むために頭をクリアに保ちましょう。
自分の気持ちと向き合う
浮気をされたことに対する自分の気持ちをしっかりと整理します。彼氏との関係を続けたいのか、別れを考えるべきか、自分にとって何が最善かを考える時間を持ちましょう。
彼氏と話し合う
浮気の事実を突きつけ、彼氏と話し合うことは避けて通れません。ただし、感情的にならず、冷静に話をすることがポイントです。なぜ浮気をしたのか、今後の関係をどうするかを率直に話し合いましょう。
今後の対応を決める
浮気が発覚した後は、関係を修復するのか、別れるのかを決める必要があります。修復を目指す場合は、信頼関係を再構築するために努力が必要です。一方で、別れを選択する場合は、新しい一歩を踏み出すための準備を進めましょう。
専門家に相談する
感情が整理できず、判断に困る場合は、友人やカウンセラー、弁護士などの専門家に相談することも一つの方法です。第三者の意見を聞くことで、新たな視点やアドバイスを得ることができるでしょう。
彼氏の浮気を知ったときは、感情に流されずに、冷静かつ慎重に対応することが、最終的な結果に大きく影響します。
彼氏の浮気で慰謝料が請求できるケースとは
彼氏の浮気が発覚した場合、法律上の条件を満たす場合に限り、慰謝料を請求できるケースがあります。以下に、慰謝料請求が認められる主なケースを紹介します。
婚約している場合
彼氏と婚約している状態で浮気が発覚した場合、慰謝料を請求できる可能性があります。婚約は法律上の契約に類似しているため、婚約者が第三者と不貞行為を行った場合、その行為に対する精神的損害を理由に慰謝料請求が可能です。
事実婚の場合
長期間同棲しているカップルで、婚姻に準ずる生活を送っている場合、事実婚と見なされることがあります。事実婚状態での浮気は、法律上「不貞行為」と見なされ、慰謝料請求の対象となる可能性があります。ただし、事実婚を証明するためには、同居や生活費の共有など、婚姻に類似する状況を証明する必要があります。
不法行為による損害の発生
彼氏の浮気が、相手女性との間で不法行為(故意または過失に基づく法的権利の侵害)として認められる場合、慰謝料を請求することが可能です。これは、特にパートナーが故意に浮気を隠して長期間行っていた場合や、精神的苦痛が著しいと判断されるケースで適用されます。
浮気の相手が結婚を認識していた場合
浮気相手が彼氏にパートナー(婚約者や事実婚の相手)がいることを知りながら、不貞行為に加担した場合、その浮気相手にも慰謝料を請求できるケースがあります。浮気相手が浮気の事実を知っていたかどうかが、慰謝料請求の可否に影響します。
慰謝料が請求できないケース
一方で、以下の場合は慰謝料を請求するのが難しい場合があります。
- 彼氏と正式な婚約や事実婚の関係がない場合
- 彼氏が一時的な関係を持った場合で、精神的苦痛が軽微と判断される場合
- 浮気相手が彼氏に婚約者やパートナーがいることを知らなかった場合
慰謝料請求の際の注意点
慰謝料を請求するには、浮気の事実を証明する証拠が必要です。例えば、写真や探偵の調査報告などが証拠となります。また、請求額は精神的損害の程度や婚姻・婚約の状況に応じて異なります。請求を行う前に、弁護士に相談して適切な手続きを確認することが大切です。
まとめ

今回は、彼氏の浮気調査を自分で行う方法と、調査できない場合の対処法について解説させて頂きました。記事をまとめると以下のようになります。
- 工夫することで、個人でも浮気調査をすることは十分可能だが、バレるリスクや違法行為をおこなってしまうリスクも高い
- 安全に証拠を集めたいのなら「探偵社」に依頼するのもが最もおすすめ
- 慰謝料請求など、法的措置を考えているなら「弁護士」への相談を検討する
最近では、探偵社が行う調査方法がネット上で紹介されていることもあり、個人で調査するハードルは下がりつつあります。しかし、バレた後の問題や、法的な問題など、簡単に解決できない問題も数多く潜んでいるため、積極的におすすめできるものではありません。少しでも不安や危険性を感じたら、無理をせずに探偵や弁護士に相談するようにしてください。
PIO探偵事務所は弁護士協同組合特約店の探偵興信所として、年間12,000件の探偵業務を行っています。ご相談や費用のお見積りは無料です。不安やお悩みはメールやお電話でも承ります。ぜひお気軽にご相談ください。

この記事の著者:探偵社PIO 浮気・素行調査専門 Y.K
浮気・素行調査のプロフェッショナル。調査歴10年。
年間200件以上もの調査を行う。