彼女の浮気調査を興信所に依頼するメリット・デメリット – 費用相場と自分でできる調査方法

「交際中の彼女との仲は順調…だと思うけど、なんだか彼女の様子がおかしい」、そんな時には、彼女の浮気が気になるのではないでしょうか。この記事では、彼女に浮気の疑いがある場合に、興信所や探偵を利用するメリットやデメリット、費用の相場について解説します。
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株式会社ピ・アイ・オは興信所探偵社として業歴52年に及ぶ経験と全国24都府県の弁護士協同組合特約店指定として永年の実績を持つ興信所探偵社です。多くの弁護士先生方・法人・個人様からのご依頼をお受けし、「まごころの調査」をモットーに様々な問題の解決に向け、当社の機動力・調査力を駆使し、納得の結果を実現してまいります。
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目次
どんな時に浮気を疑う?

彼女が「浮気しているかも?」という時は、何らかの兆候が表れるものです。ここでは浮気の兆候についてご説明します。「もしかして…」という時の参考にしてみてください。
連絡が減る、そっけなくなる
他に交際する相手ができると、そちらとのコミュニケーションに意識が向きがちになります。よって彼女からの連絡が減ったり返信が短文ばかりになるなど、そっけないものに変化します。または浮気相手と常にコミュニケーションを取っておきたいので、スマートフォンを肌身離さず持ち歩くようになるというのも変化のひとつです。
スキンシップを拒む
寂しさから浮気した女性の場合、浮気相手とのスキンシップで寂しさが解消されているために彼とのスキンシップを必要としなくなります。よって彼からスキンシップを求められても「面倒くさい」と拒む傾向にあります。また、浮気していることを知られたくないためにスキンシップを拒む場合もあります。
見た目が変わる(洋服、メイクなど)
一番浮気を疑うポイントは、ここかもしれません。女性によっては、付き合う男性によって服装やメイクなどを変える場合があります。服装の好みが変わったり、髪型やメイクを変えるなどの見た目に大きな変化が出たときは、浮気の可能性があります。
個人で浮気を調べる方法

彼女の浮気調査を興信所や探偵に依頼する前に、自分でできる調査方法があります。ただし、個人で行う調査には注意点もあり、場合によっては関係を悪化させる可能性もあります。
ここでは、個人で浮気を調べる方法とその留意点を紹介します。適切な方法を選び、慎重に行動することが大切です。
友人に聞いてみる
彼女本人に直接問いただすのではなく、まずは共通の友人や同僚などに聞いてみるのが一番です。共通の友人であれば情報を得るのも簡単ですし、疑われることも少ないです。
ただし、友人に聞いたことが彼女に分かってしまうとトラブルになってしまい、友人も巻き込んでしまう可能性もありますので、聞き出す際は慎重におこなったほうがいいでしょう。
行動をチェックする
彼女の行動がある程度分かるのであれば、彼女を追跡してその行動をチェックするという方法もあります。ただし彼のほうが時間的に動けるときに限られますので、仕事が多忙で時間が取れない方にはおすすめできない方法でもあります。
スマートフォンの内容などをチェックする(場合によってはトラブルになることも)
彼女のスマートフォンをチェックして、メールやメッセージアプリなどのやり取りを確認するという方法もあります。ただし、彼女がスマートフォンにロックをかけていたりした場合には確認できません。
IDやパスワードなどのロックを解除して内容を確認することは、プライバシーの侵害(民法709条)となり、法的トラブルに発展する可能性があります。また、彼女の同意なしにGPSアプリをインストールして行動を確認するという行為は、ストーカー規制法(第2条第3項第1号)に触れる可能性があります。
自分で調査する際の注意点

彼女の浮気を自分で調査する際には、いくつかの重要な注意点があります。まず、法律に違反しないことが最も重要です。違法行為があった場合、彼女から訴えられる場合があります。
次に、感情的な判断を避けることも大切です。冷静さを保ちながら、確かな証拠を集めることが必要です。浮気調査が原因で関係が悪化する可能性もあるため、以下のポイントに注意し、慎重に行動することが求められます。
証拠能力に注意
自分で集めた証拠は、法的手続きで使用できない場合があります。証拠の収集方法や保管には十分注意を払いましょう。
調査がバレるリスク
素人の調査は発見されやすく、関係悪化の原因となる可能性があります。慎重に行動し、不自然な行動は避けましょう。
精神的ストレス
継続的な調査は精神的負担が大きく、日常生活に支障をきたす可能性があります。自身の健康管理にも気を配りましょう。
客観性の欠如
感情的になりやすく、事実を冷静に判断することが難しくなる可能性があります。できるだけ客観的な視点を保つよう心がけましょう。
法的知識の不足
法律の専門知識がないため、知らずに違法行為を行ってしまう可能性があります。必要に応じて専門家に相談することをおすすめします。
自分で浮気調査する際に注意が必要な法律
自分で浮気調査をする場合は、以下の法律に注意する必要があります。
プライバシーの侵害
スマートフォンのメールやSNS、電話帳の内容を無断で見る行為は、プライバシーの侵害となります。プライバシーの侵害は、民法709条に定められている不法行為にあたり、彼女から訴えられた場合、損害賠償(慰謝料)を請求される可能性があります。
不正アクセス禁止法
不正アクセス禁止法(不正アクセス行為の禁止等に関する法律)では、所有者に無断で、IDやパスワードを入力し、スマートフォンの情報などを取得し不正アクセス行為を実施した場合、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金となる可能性があります。
ストーカー規制法(ストーカー行為等の規制等に関する法律)
ストーカー規制法では、執拗な尾行や行動の監視、相手の所有物へのGPSの取り付けなどが規制されています。これらの行為はストーカー規制法違反に問われる恐れがあります。ストーカー行為は、ストーカー規制法の第18条で1年以下の懲役又は100万円以下の罰金となります。
盗撮
写真や動画は、撮影する場所や対象によっては、盗撮となる場合があります。
- 彼女の部屋に無断で監視カメラを設置する。
- 住居(部屋、浴室、トイレ)など衣服を脱ぐ可能性のある場所での撮影
これらの行為は盗撮とみなされ、軽犯罪法(第1条)などの法律に違反する可能性があります。盗撮に関する法律は複数あるため、どの法律に違反するかは状況によります。
もし、自分で浮気の証拠写真を撮る際は、公共の場所での撮影に限定する必要があります。
興信所で調べてもらうこともひとつの方法

浮気調査を合法となる方法で行うには、専門的な知識が必要です。調査の専門家である、興信所や探偵に浮気調査をすることも検討しましょう。
きちんと調査するなら興信所の方が確実
「浮気の疑いはある、でも調べるのが難しい」という場合は、自分で調べるのではなく興信所などを使うのが確実です。個人で調べると相手にバレてしまう可能性が高くなる上にトラブルの原因となり、名誉棄損(刑法230条)やストーカー規制法などに抵触する可能性があります。
それを避けるためにも、確実な証拠を効率的に得られる興信所に依頼するのが近道ともいえます。
費用がかかるので無料相談などを活用
ただし、興信所に依頼するには確実性が上がるけど費用がかかります。「調査費用は高額なのか?」など気になるポイントは多いでしょう。そんな時に利用したいのが興信所の無料相談です。興信所では無料相談を行っているところが多く、そこで悩み事の相談や調査依頼をする場合の費用など様々なことを相談することができます。
「興信所って胡散臭いのでは?」というイメージがありますが、様々な疑問を相談できる無料相談は非常にありがたいです。無料相談を複数社で行い、自分に合った興信所を見つけるという方も多いです。
興信所と探偵の違い
興信所と探偵は、調査サービスを提供する点で似ていますが、歴史的背景や得意分野に違いがあります。現代では境界線が曖昧になっています。
興信所とは
興信所は、主に企業や個人の信用調査を行う機関です。明治時代に始まり、その名称は「信用を興す」という意味に由来します。興信所の主な特徴は以下の通りです。
- 企業や個人の信用状況を調査
- データベースを活用したデスクトップ調査が中心
- 調査対象に身分を明かすことが多い
- 主に企業の信用調査や身元調査を得意とする
探偵とは
探偵は、個人や企業からの依頼に基づいて様々な調査を行う専門家です。探偵の主な特徴は以下の通りです。
- 浮気調査や行動調査など、幅広い調査を行う
- 現場での調査活動が中心
- 身分を隠して調査を行うことが多い
- 個人からの依頼が多く、浮気調査などを得意とする
現代における興信所と探偵
現在では、興信所と探偵の業務内容に大きな違いはなくなってきています。多くの事業者が「探偵興信所」として両方の業務を行っており、法律上も同じ業種として扱われています。提供するサービスには以下のようなものがあります。
- 浮気調査
- 身元調査
- 企業調査
- 所在調査
- 人探し
- 素行調査
依頼する際は、各事業者の専門分野や得意とする調査内容を確認し、自分のニーズに合った業者を選ぶことが重要です。
興信所に浮気調査を依頼するメリット

専門的な調査技術と法的に有効な証拠収集が可能な興信所には、客観的な事実確認や時間、労力の節約、心理的負担の軽減など、多くのメリットがあります。プライバシー保護にも配慮した安心の調査サービスが特徴です。
専門的な調査技術
興信所は高度な調査技術と経験を持つプロフェッショナルが在籍しています。尾行や張り込みなどの技術を駆使し、個人では難しい証拠収集を効果的に行えます。
法的に有効な証拠の収集
興信所は法律の範囲内で調査を行い、裁判などで使用可能な証拠を収集します。これにより、婚約中や同棲中の浮気の場合、慰謝料の請求などを有利に進められる可能性が高まります。
客観的な事実確認
感情的になりがちな個人での調査と異なり、興信所は冷静かつ客観的に事実を確認します。これにより、誤解や思い込みによるトラブルを回避できます。
時間と労力の節約
興信所に依頼することで、自分で調査する時間と労力を節約できます。仕事や日常生活に支障をきたすことなく、専門家に任せることができます。
心理的負担の軽減
浮気の疑いは大きな精神的ストレスを伴います。興信所に依頼することで、自分で調査する際の精神的負担を軽減し、冷静に状況を判断できます。
プライバシーの保護
信頼できる興信所は、依頼者のプライバシーを厳重に守ります。自分で調査するよりも、周囲に知られるリスクを低減できます。
興信所に浮気調査を依頼する際は、適切な業者選びが重要です。料金体系や調査方法、実績などを十分に確認し、信頼できる興信所を選ぶことが成功の鍵となります。
興信所に浮気調査を依頼するデメリット

興信所に浮気調査を依頼する際には、以下のようなデメリットがあることを認識しておく必要があります。
調査が失敗するリスク
プロの探偵であっても、100%の成功率は保証できません。アクシデントや運の悪さで証拠を掴めない可能性があります。
悪質な業者とのトラブル
信頼性の低い興信所に依頼した場合、詐欺や不当な請求などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
パートナーとの関係悪化
浮気調査を依頼したことが発覚した場合、パートナーからの不信感を招き、関係が悪化する可能性があります。
精神的ストレス
調査過程や結果待ちの間、依頼者は大きな精神的ストレスを感じる可能性があります。
費用がかかる
浮気調査には相当な費用がかかります。プランや調査期間によりますが、一般的な相場は10万円~120万円程度です。
浮気調査のプランと相場
浮気調査の一般的な費用相場は、10万円〜120万円程度です。興信所や探偵事務所のプランなどによっても、費用は大きく変動します。
主な料金体系
時間料金制
- 調査員1名あたり1時間5,000円〜12,500円程度
- 通常2〜3名で調査を行うため、1時間あたり1万円〜2万5,000円程度
時間料金制は、調査にかかった時間に応じて料金が発生する方式です。柔軟な調査が可能ですが、予想以上に時間がかかると費用が高額になる可能性があります。短期間の調査や、状況が流動的な場合に適しています。
パック料金制
- 20時間:35〜50万円
- 30時間:60〜70万円
- 40時間:80〜90万円
パック料金制は、一定の調査時間をセットにした料金プランです。時間料金制に比べて割安になることが多く、費用の見積もりが立てやすいのが特徴です。調査期間や内容がある程度予測できる場合に適しています。
成功報酬制
- 70万〜120万円程度
成功報酬制は、浮気の証拠を掴んだ場合にのみ料金が発生する方式です。調査が失敗した場合は費用がかからないため、リスクが低いのが特徴です。ただし、成功時の料金は他の方式より高額になる傾向があります。確実な証拠が必要な場合や、長期的な調査が予想される場合に適しています。
調査が失敗した場合や証拠が見つからないまま調査を終了するケース、調査をキャンセルする場合などの料金は、興信所や探偵事務所によって違うため、契約時に確認しておくことをおすすめします。
費用に影響する要因
費用は以下の点にも影響を受けます。
- 調査期間
調査期間が長くなるほど費用は高くなります。浮気の頻度や行動パターンによって必要な期間が変わります。 - 調査員の人数
通常2〜3名で調査を行いますが、状況によってはより多くの人員が必要になる場合があり、費用が増加します。 - 調査の難易度
対象者の行動が不規則だったり、警戒心が強い場合は調査が難しくなり、費用が高くなる傾向があります。 - 証拠の必要性(裁判用の報告書など)
裁判で使用可能な詳細な報告書や高品質な写真、動画証拠が必要な場合、追加費用がかかることがあります。
費用を抑えるコツ
- 事前に浮気の状況をある程度把握しておく
浮気の頻度や相手の情報など、事前に分かっている情報を興信所や探偵事務所に提供することで、効率的な調査が可能になり、費用を抑えられる可能性があります。 - 調査期間を短く設定する
可能な限り調査期間を短く設定することで、総費用を抑えることができます。ただし、十分な証拠が得られない可能性もあるので、興信所や探偵事務所と相談しながら適切な期間を決めることが重要です。 - パック料金プランを利用する
パック料金プランは、時間料金制よりも割安になることが多いです。調査内容や期間が予測できる場合は、パックプランの利用を検討するとよいでしょう。
注意点
- 料金体系が明確な探偵事務所を選ぶ
- 探偵業の標識の掲示をしている興信所や探偵事務所を選ぶ
- 経験豊富な探偵事務所を選ぶ
- 無料相談を利用して事前によく打ち合わせを行う
浮気調査を依頼する際は、複数の探偵事務所に相談し、料金や調査内容を比較検討することが重要です。また、法的なリスクを避けるためにも、信頼できる探偵事務所を選ぶことが大切です。
彼女の浮気で慰謝料請求できる?

彼女が浮気をしていた場合、慰謝料を請求できるのでしょうか?ここでは、慰謝料について解説します。
彼女の浮気で慰謝料請求できるケース
「付き合っているだけだったら、泣き寝入りしかないのか?」と思われる方も多いかもしれませんが、場合によっては浮気が原因で慰謝料を請求できるケースもあります。
- 相手と婚約しており、結婚の準備を進めていた
- 同棲中に、彼女が勝手にお金を遣い浮気相手に貢いでいた
などの場合は、その金額を慰謝料という形で請求することができます。婚約中ということは、結婚することが前提ですので入籍していなくても慰謝料請求が可能となります。また、長年同棲していた場合は、結婚しているのと同じとみなされますのでやはりこちらも請求の対象となります。
いずれにしても慰謝料請求をする状況であれば、強力な浮気の証拠が必要となります。この場合は興信所で浮気調査をしてもらう方が確実といえます。
場合によっては弁護士を立てて話し合う場合も
慰謝料請求となった場合は、まだ入籍など婚姻関係を結んでいなくても弁護士などの第三者を入れて交渉したほうがスムーズに進む場合があります。また、慰謝料の支払いについては確実に支払ってもらうため法的拘束力のある書類の作成が欠かせません。
その際には法律の専門家である弁護士がいた方がなにかと心強いはず。「弁護士の依頼方法が分からない」という場合でも、興信所で知り合いの弁護士を紹介してもらえることがあります。そして弁護士を立てた交渉になるのなら、興信所に調査を依頼し確実な証拠を掴んでおいた方が交渉が有利に進みます。
まとめ

ここまで、彼女の浮気調査について解説しました。「浮気」というのは、交際している相手の信用を裏切る行為でもあります。程度の差に関係なく、しっかりと二人で話し合い解決に導くことが大切です。その時に「浮気の証拠はない」と言われないためにも、しっかりとした証拠を掴んでおく必要があります。
個人で調べることもできますが、興信所に依頼し確実に証拠を押さえましょう。解決に向けて有利に話し合いを進められるだけでなく場合によっては慰謝料の請求もできます。まずは興信所に調査について相談してみましょう。それから自分のこれからを決めても遅くはないと思います。
PIO探偵事務所は弁護士協同組合特約店の探偵興信所として、年間12,000件の探偵業務を行っています。ご相談や費用のお見積りは無料です。不安やお悩みはメールやお電話でも承ります。ぜひお気軽にご相談ください。

この記事の著者:探偵社PIO 浮気・素行相談員 S.Y
浮気・素行・離婚関連の相談員プロフェッショナル。相談員歴8年。
年間400人以上もの相談を受けている。