不適切な状況で育てられている子供の発見方法

不適切な状況で育てられている子供の発見方法

家庭内暴力は、家の中で大きな力を持つ大人から配偶者や子供へ向かいやすいのが特徴で、その発生率の高さから
社会問題にもなっています。

日本人の出生率が低下しているのは有名ですが、その一方で子供へ向かう家庭内暴力、虐待の発生率は増えて
います。

これには家庭内暴力の発生経路が影響しており、例え最初の発生点が夫から妻へという形だったとしても、暴力にさらされた妻からストレスの発露として子供への暴力が起こりがちなのです。

虐待が原因で命を落とす子どもは年間50人とも言われ、半数以上の割合で母親が加害者になっているのだとか。

「家」という閉ざされた世界で虐待が起こると、子ども本人の力ではなかなか抜け出すことは
出来ません。
虐待を発見するにはどのように観察すればいいのか、ご紹介します。

虐待発見の「チェックリスト」を把握しよう

児童虐待には「身体的虐待」「性的虐待」「ネグレクト(育児放棄)」「心理的虐待」という4つの種類があり、
それぞれに数多くのサインがあります。

チェックリストの形でまとめますので、まずはこちらを
参考になさって下さい。

子供の身体の特徴

他の子供たちに比べて発育が悪い
身体に傷がある
食べ物への執着が強い
季節に合った洋服を与えられていない
話しかけるとおびえる、警戒心が強い
表情が乏しい

子供と保護者の関係性

保護者に対して強い恐怖心を示す
子供と保護者が目を合わせない
保護者が常に子供を引き寄せていたりする
保護者といる時に子どもがおびえを見せる

子供の態度、行動

自分より弱い者をいじめる
万引きなどを繰り返す
年齢に見合わない行動、言動がある
家に帰りたがらない
攻撃性が強い
空腹を訴える

子供の姿が見えない場合のチェック方法

ここまでは家の内外で直接子供や保護者を観察できる状況が前提のチェック項目となりますが、虐待の形は様々です。
子供が屋外に姿を現さないケースもありますので、その場合は「状況」を見るほかありません。

保護者など周辺状況

家の中から怒鳴り声が聞こえることがよくある
子供がいるはずなのに姿を見たことがない
近所づきあいがない

これらの項目に該当したからと言って、必ず虐待が
起こっているとは限りません。

しかし、あまりにも当てはまる箇所が多いと言う場合には、もしかしたら子供が望ましくない状況にあるのかも知れないという可能性を認識しておく必要があるでしょう。

1つの敷地内で暮らす祖父母世帯ですら虐待に気づかなかったというケースも少なくありませんので、身近な場所で起こり得る悲劇に対する感覚を、日頃からなるべく磨いて備えることをおすすめします。

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探偵社PIO編集部監修

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